切り戻し剪定とは?

切り戻しとは、枝や幹の途中で切る剪定のことを言います。

下の写真はカエデです。

剪定位置は次に伸びてほしい方向に向いている芽の上、数cm上の位置で切ります。

(写真はカエデの剪定ですが、本来はカエデの枝は切らずに折った方が良いです。カエデは樹液の流動が良いです。なので、ハサミで切るのではなく、切り口が潰れるように手で折るほうが無駄に樹液が流出しなくなるので、折った方が良いです。太い枝でおるのが手間な場合はハサミを使います。)


切り戻しをすると切ったすぐ下の芽が動き、次の成長に勢いがつき、今の時期では次の春からの成長に勢いが出ます。

切り戻しをすると樹勢が強くなります。

弱った苗木や成長に勢いのない場合などでは切り戻しをします。

剪定位置は次に伸びてほしい方向に向いている芽の上、数cm上の位置で切ります。

いちじくなどでは切ってから切り口が枯れ込んでもいいように、節と節の間で切るのが良いです。

下の写真のように、植え付けた時に主幹を短く切り戻したりします。こうすることで、来春からの成長に勢いをつけます。

深く切り戻せば、樹勢はより強くなり、浅く切り戻すと、樹勢は少し強くなります。

以下は余談ですが、

樹勢が強すぎると、花が咲かなくなったりすることもあります。

なので、木を大きくしたくないからと、切り戻し剪定を繰り返すと、樹勢が強いので花や果実がなりにくくなったりすることがあります。

なので、木を小さくする場合や樹形を整えるなどでは、切り戻しではなく間引き剪定をします。

切り戻しを繰り返すと花が咲かなくなります。

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