梅の剪定の方法

梅の剪定と堆肥の与え方で質問です。

遅くなりましたが2本の梅の木の画像を送りますので剪定を教えて下さい。

ume2

また剪定と堆肥は何年目位まで必要ですか?

宜しくお願いします


おはようございます。

この度はお問い合わせありがとうございます。

苗木部の高井 尽 (グリーンアドバイザー)です。

どうぞよろしくお願いします。

お写真の送信ありがとうございます。お写真を拝見しました。

梅は枝が直上しますが、直上する枝が樹冠内部に影を作るようになり、枝の日当たりを阻害するようになります。

また、直上する枝の先の方に花や果実がつくので、将来的に高い位置に果実がなると、収穫が大変になります。

育っていくとこのような樹形になります。

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滋賀県の梅園で撮影しました。

立木仕立てで場所はとらないのですが、枝が互いに日照を阻害するので、樹冠内部に日当りが悪いため、花は少なく実も少ないです。

なので、直上する枝を地面に引っ張るようにして水平から斜め上に伸びるように誘引したり、支柱をつけて、横に伸ばしたりして樹形を広げるように仕立てる方が良いと思います。

その上で、各枝先を10cm程度切り戻しをして枝の分岐をさせてください。

そんなわけで、直上する枝が樹冠内部の影をつくらないように、直上する枝を間引いたりする剪定が毎年必要になることもあります。

下の写真のような樹形にすると、収穫が楽です。

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上記は梅の樹形です。低い位置で分岐させているので、花も低く咲き、果実も低い位置でなるでしょう。

下の写真は桃です。

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一風変わった樹形だと、こんな感じ。

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梅の生垣仕立てです。

堆肥はなるべくなら毎年与え、木の力をつけてあげてください。

あと、写真を見ると、品種ラベルが主幹に巻きつけたままになっております。

このまま幹が太ると針金が幹に食い込み、とれなくなってしまいます。

こんな風に。

早めにラベルは外してやり、品種を覚えておく場合は、支柱に取り付けるか、別の方法でお願いします。

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