白花トキワマンサクと赤花赤葉トキワマンサクとの共演


白花トキワマンサク 。白は白で美しいでしょ?

● トキワマンサク 白花の品種の特徴

白花トキワマンサクは葉が緑で花色は白です。葉色は明るめの緑です。秋から春は葉が黄色くなって落葉しますが、常緑性なので幾分かは葉が残って春を迎えます。
赤葉赤花トキワマンサクと比べると白花トキワマンサクのほうが樹勢が弱く成長は遅いです。
和風庭園だけでなく、洋風庭園でも良く合います。日本の気候によく合います。刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。開花期も長いのも魅力です。トキワマンサクの生垣はあまり見かけませんので、造れば注目度大!当店いちおしの生垣用樹木です。

4月にリボン状の細い花を木いっぱいに咲かせ、庭木や生垣に人気の常緑マンサク(常磐万作、ときわまんさく)。落葉のマンサクとは別の種類です。庭木やボーダー花壇の背景樹として活躍します。しなやかな枝に卵形の小さな葉にも定評があり、花のない時期も葉色の美しさが映えます。近年多くの園芸品種が改良され、様々な花色や葉色の種類が流通しています。
病気に強い木です。冬の寒さで葉が傷むとシミが目立ったりします。病気ではありません。

学名
Loropetalum chinense マンサク科 トキワマンサク属
別名
常磐万作(ときわまんさく)、常緑万作(トキワマンサク)
開花時期
4月上旬 (一季咲き)
花色・大きさ・花形
白・小輪咲き(2cm位)・細いリボン状
香りの強さ
香りなし
最終樹高
地植え:4m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑小高木)
最終葉張り
2m ~ 4m 開帳性
栽培用途
鉢植え、地植え、生垣、目隠し、花壇、記念樹、切り花、盆栽、寄せ植え
植栽適地
北関東~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通につく、
耐寒性やや弱い(-7度)、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
花言葉
「霊感」「不思議な力」「おまじない」「私から愛したい」

白花トキワマンサクの育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒冷地では真冬の植え付けは避けます。
水はけの良い土壌ならどこでも育ちます。鉢植えでも大丈夫です。やせ地でも育ち、土質は選びませんが、乾燥を嫌うので、堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。日当たりを好みますが、夏の西日の強くあたる乾燥しやすい場所よりは、半日陰のほうがよく育ちます。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
春植えの場合の4~6月は水切れしやすいので、水管理に注意してください。


肥料のやり方

2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。肥料が切れると葉色が悪くなります。


剪定方法

刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。剪定せずに放任しても美しい大株に生長します。主幹を切ると横枝が伸びやすくなります。まっすぐすらっとした樹形を望む場合は立ち上がる枝を1本選び、支柱で上に伸びるように仕立てると良いです。
秋の始まりと秋の終わり~初春にかけて、ゆっくりゆっくり葉が減っていきます。葉色が薄くなったり、黄色くなりつつ容易にハラハラと葉が落ちます。常緑性では有りますが、季節的に葉が生え変わる時期です。5月ごろから本格的に葉が入れ替わります。


その他栽培や性質の注意点

※寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします


病害虫の予防法

あまり病害虫は心配ありません。時々つくようですが、経験上大発生して困ったことはありません。1~3匹毛虫がのそのそ枝を這っているのを見つけたことがある程度です。




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