清楚な色

モクレン スノーホワイト 3

● モクレン スノーホワイトの品種の特徴

スノーホワイトは白い花が咲くハクモクレンの小型園芸品種で、ハクモクレンのようなクリーミーな白ではなく、透明感があります。赤い差し色が入ります。ハクモクレンよりも花弁が細く繊細で、枝も華奢です。木は大きくなりやすいですが、剪定で小さく咲かせることもできます。優雅な芳香を放ち、美しく印象的で庭木として品良く惹きたてます。
全国で地植え大丈夫です。春にいっせいに開花する花が魅力な日陰を作るシンボルツリーに最適です。

4月の代表花のモクレン。園芸雑誌ではおしゃれにマグノリアと紹介されています。地球上最古の花木と言われており、1億年前くらいから今の姿だったそうです。

学名
Magnolia kobus モクレン科 モクレン属
開花時期
3月下旬~4月上旬
花色・大きさ・花形
純白・中輪咲き(8cm位)
香りの強さ
☆☆☆☆ 微香
最終樹高
地植え:4m ~ 5m (耐寒性落葉高木)
最終葉張り
3m ~ 5m 
栽培用途
庭植え、公園木、シンボルツリー、記念樹
成長の早さ
やや遅い
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:普通につく
花言葉
自然への愛、持続性

白花モクレン スノーホワイトの育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒い地方では春植えします。
日当たりの良い水はけの良いやや湿り気のある肥沃な土壌に植えます。日当たりが悪いと美しい黄葉に出会えません。土質を選ばない丈夫な木ですが、花ひろば堆肥“極み”をよくすきこんだ土に浅めに植え付けします。成木の移植は難しいため、植え付ける場所は慎重に選びましょう。
鉢植えでも大丈夫です。直根性なので耕土が深くやわらかいと大木になりますが、土が固いと成長は遅く、大きくなるのに時間がかかります。植え付け時は根鉢を崩さないように植えます。


水やり

直根性なので細い根が少なく根腐れしやすいので、最初の植え付け時は水ぎめは行いません。地植えの際は基本水やりを行いません。
よほど雨が降らなかったり、乾燥する場所ではたっぷりと与えます。鉢植えは土が乾いたら与えます。


肥料のやり方

肥料は2月ごろに寒肥として油かす腐葉土花ひろば堆肥“極み”を株周りに穴を掘り与えます。


花芽の付き方

夏に枝先に花芽分化し、秋ごろから膨らんだ蕾になります。


剪定方法

自然樹形を楽しむ樹木ですが、形を整えたい場合は、花後、新葉が出る前に剪定を行います。伸びすぎた枝や込み合った枝は、基部から2~3芽を残して、外側に向いている芽の上で切り取ります。枯れ枝や、枝の途中から出て真上に勢いよく伸びる徒長枝は、基部から切り取ってください


病害虫の予防法

病害虫はあまり心配いりません。露地植えして株が育つと虫がついたことはないですが、小さい苗など力不足の場合は虫がつくこともあります。発生したら消毒します。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事