● ガランガ ガランガの品種の特徴

多くの日本人には馴染みのないアジアンスパイスかと思います。タイ料理に興味を持っていたりしないとなかなか出会えない謎めいた香辛料とも言えます。簡単に言うとショウガに似た根茎を調味料として利用したり、アジアンスープやトムヤムクンの香りづけに利用します。根茎は皮が硬く、厚めにむいてスライスしたものを使用するそうです。爽快な香りとピリッとした刺激のある味わいを持つガランガは、一度知ったら忘れられないかも?ショウガも殺菌効果や体を温める作用に優れていますがガランガも同じような特徴をもっているんだとか。
ガランガは熱帯を好み、乾燥を嫌います。夏場は乾燥を避け、半日影が適しています。
別名:ガランガル、タイジンジャー、タイショウガ、バンウコン、がらんが

学名
Alpinia galanga ショウガ科
別名
ガランガル、タイジンジャー、タイショウガ、バンウコン、がらんが
最終樹高
地植え:1.5m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉宿根草)
栽培用途
地植え、鉢植えなど
植栽適地
東北~沖縄
育てやすさ
★★☆☆☆ 初心者には少し注意
日照条件:半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性普通、耐暑性普通、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない

ガランガ|ポット苗の育て方


植え方・用土

ガランガは生姜の育て方に準じます。半日陰の水もちの良い肥沃な土壌を好むため、たっぷりと有機質をすき込みます。pHは弱弱酸性、苦土石灰は必要ありません。生育適温は20℃~30℃なので、寒さが心配な地域は鉢植え栽培をおすすめします。
植え付けの際の株間は30cm、種生姜(一片50g程度)は深さ15cmほどに植え付けます。連作障害が出るため、同じ場所では4~5年明けるかしっかりと土壌改良を行いましょう。サトイモのコンパニオンプランツとしても最適です。種生姜からの芽吹きはかなり時間がかかります。


水やり

水遣りは、用土が乾いたらたっぷりとやります。夏場は、乾燥しやすいので水切れに注意します。元肥に堆肥を混ぜておきます。


その他豆知識

追肥と土寄せをセットで、夏まで3回ほど定期的に行います。株元がしっかり隠れるよう土を寄せます。追肥は株元に施します。収穫は30cmほど伸びた新梢や根の部分を食べます。根生姜として楽しむ場合の収穫時期の目安は10~11月です。


病害虫の予防法

あまり害虫の被害はありません。見つけ次第捕殺してあげてください。過度に農薬を蒔く必要はありません




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