● トウモロコシ ブラック(トルティーヤ用)の品種の特徴
トウモロコシ「ブラック(トルティーヤ用)は、真っ黒な実を持つトウモロコシです。スイートコーンの系統ですが、甘さは控えめ。メキシコ料理などに使われるトルティーヤ用に最適の品種です。
とうもろこしは世界3大穀物の1つで、年間10億トンも生産され、世界中で食べられています。高さは2mぐらいになるイネ科の1年草で、幅の広い葉を付けます。熱帯原産のため、やや高温と日差しを好みます。
学名 |
Zea mays イネ科 トウモロコシ属 |
収穫時期 |
7~8月頃 |
果実の用途 |
生食、焼く、茹でる |
結果年数 |
~1年 |
自家結実性 |
1本でなる(雌雄同株で、雌雄異花になります。) |
最終樹高 |
(一年草) |
最終葉張り |
0.5m ~ 1m |
栽培用途 |
食用 |
成長の早さ |
早い |
植栽適地 |
北海道~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、 耐寒性弱い、耐暑性やや強い、耐乾性やや弱い |
耐病害虫性 |
耐病性:普通 害虫:普通 |
花言葉 |
富、財宝、豊富、同意、洗練、けんか、仲たがい |
種 |トウモロコシ/ブラック/トルティーヤ用 S 25粒
の育て方
植え方・用土
種まきの時期は、4~5月頃に水はけと日当たりの良い肥沃な場所にしてください。種を撒く前にマルチングをして、30cm前後ぐらいに穴を開け、そこに3cmぐらいの深さで3粒ずつぐらいを撒きます。発芽し、葉が、4~5枚ぐらいになったら、一番丈夫そうな株だけを残し、他は間引きます。種まきより90日ぐらいで収穫できます。
水やり
雄穂が開花してからは特に水切れに注意してください。水切れすると、実の成長に悪影響を与えます。
肥料のやり方
とうもろこしは肥料をよく吸収します。種まきから1か月ぐらいしたら、肥料を与えます。
花芽の付き方
種まきから2~3か月ぐらい経つと、雌穂(しずい)がいくつかできますので、1番上の物以外は摘み取ります。1株に1つだけ残します。その後雄穂(ゆうずい)が先端にでき、花粉が運ばれて受粉します。
10本以上まとめて植える場合は、風でも受粉しますが、本数が少ない場合は、人工授粉をしてあげてください。
収穫時期はおよそ雌穂から絹糸が出てから3週間後ぐらいです。
その他豆知識
とうもろこしは違う種類の花粉が受粉すると、交雑が起こりますので、近くに違う種類の品種を植えないでください。
病害虫の予防法
受粉が終わったら、雄穂は取り除いてください。アワノメイガは雄穂に引き寄せられてきますので、その予防の為です。
育て方のまとめ
栽培適温は25~30℃で、連作障害は出にくいです。