● チコリ ライトグリーンボールの品種の特徴

きれいなライトグリーンで縦長に結球するユニークな形のチコリです。
定植から70~80日で収穫できます。収穫サイズは800g~1kgです。
春まきがお薦めの品種ですが、秋まきも可能です。冷地の秋まきの場合は、年内どりできるタイミングで播種してください。暖地の場合は、越冬させて早春に収穫することも可能です。虫があまり寄り付かないので、有機栽培が比較的カンタンです。

【育て方について】
ポットに種を3~4粒まき (セルトレー・直播きも可) 播種適期は3月~5月、9月頃で、本葉2~3枚で、1本に間引きし、本葉4~5枚で、株間を約30cmとって定植します。定植から70~80日くらいで収穫できます。

学名
Cichorium intybus キク科 キクニガナ属
別名
キクニガナ、アンディーブ、ラディッキオ
開花時期
5月~9月
花色・大きさ・花形
白色
最終樹高
地植え:0.4m ~ 0.5m 鉢植え:0.4m ~ 0.5m (常緑多年草)
栽培用途
鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど
植栽適地
関東以南
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い(-5度)、耐暑性普通、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
待ちぼうけ、節約

チコリ|ポット苗の育て方


植え方・用土

風通しと水はけの良い場所を好みます。アルカリ性の土壌を好むため、植え付け2週間前に苦土石灰をすき込みます。夏の直射日光で、葉が痛むことがあるため、夏場は半日陰で管理するか、寒冷紗や陽よけなどをして日光を調節してください。チコリは、根が深く張るため深めにすき込んでおくのと、深鉢を使うようにしましょう。


水やり

鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根着いてしまえば水やりしなくても大丈夫ですが、夏の高温期に晴天が続くようなら水を与えます。水はけの良い土地を好むので、乾燥気味に管理します。


肥料のやり方

元肥に緩効性肥料を与えます。追肥も同じく緩効性肥料を月に1~2回与えます。


剪定方法

梅雨が来る前に一度、収穫を兼ねて3分の1ほどに切り詰めます。
夏の込み合う時期には、過湿にならないよう透かし剪定を行っていきます。


病害虫の予防法

日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。


増やし方

挿し木、種まき、株分け




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