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チコリ チコリ

● チコリ チコリの品種の特徴

チコリは、花・葉・根も食べられるハーブです。タンパク質、ビタミン、ミネラル、チコリ酸(ポリフェノールの一種)、カリウム、食物繊維などが含まれる栄養豊かなハーブです。
花はエディブルフラワーとして、サラダやスイーツの飾りつけなどで食されています。開花時間が短く、朝咲いて昼には閉じてしまう習性があります。
葉はサラダで生食したり、ソテーにしたり、様々な料理にお使いいただけます。葉を軟白栽培した小さな白い白菜に似た野菜は、フランス語ではアンディーブとも呼ばれ、葉っぱの上に生ハム、エビや魚貝などをのせたオードブルでもお馴染みです。シャキシャキとした歯ごたえとほろ苦い食感で人気のおしゃれな野菜です。
根は煎ってコーヒーの代用として、ノンカフェインのチコリコーヒーとして飲まれています。
別名:キクニガナ、アンディーブ、ラディッキオ、ちこり

学名
Cichorium intybus キク科 キクニガナ属
別名
キクニガナ、アンディーブ、ラディッキオ、ちこり
開花時期
5月~9月
花色・大きさ・花形
薄青紫色
最終樹高
地植え:0.6m ~ 1.5m 鉢植え:0.6m ~ 1.5m (常緑多年草)
栽培用途
鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど
植栽適地
関東以南
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い(-5度)、耐暑性普通、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
待ちぼうけ、節約

チコリの育て方


植え方・用土

風通しと水はけの良い場所を好みます。アルカリ性の土壌を好むため、植え付け2週間前に苦土石灰をすき込みます。夏の直射日光で、葉が痛むことがあるため、夏場は半日陰で管理するか、寒冷紗や陽よけなどをして日光を調節してください。チコリは、根が深く張るため深めにすき込んでおくのと、深鉢を使うようにしましょう。


水やり

鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根着いてしまえば水やりしなくても大丈夫ですが、夏の高温期に晴天が続くようなら水を与えます。水はけの良い土地を好むので、乾燥気味に管理します。


肥料のやり方

元肥に緩効性肥料を与えます。追肥も同じく緩効性肥料を月に1~2回与えます。


剪定方法

梅雨が来る前に一度、収穫を兼ねて3分の1ほどに切り詰めます。
夏の込み合う時期には、過湿にならないよう透かし剪定を行っていきます。


病害虫の予防法

日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。


増やし方

挿し木、種まき、株分け




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