● ジャワプラム ホワイトジャワプラムの品種の特徴

「ホワイトジャワプラム(ホワイト・ジャムン)」は、南アジアから東南アジアに広く分布するフトモモ科Syzygium属の果樹、Syzygium cuminiの非常に珍しい白実タイプです。Syzygium cuminiは「ジャムン(Jamun)」「ジャワプラム」「ブラックプラム」などの名前で知られ、インドをはじめとする南アジアでは非常に身近な果樹です。通常のジャムンは、果実が熟すにつれて緑色から赤紫色へ変化し、最終的には光沢のある濃紫色~ほとんど黒色になります。ところが、本タイプでは成熟しても一般的なジャムンのような黒紫色にはならず、白色~淡い黄白色の果実を付けます。「ブラックプラム」とまで呼ばれる植物に白い果実が存在するという、非常に面白いタイプです。

果実は楕円形~長楕円形で、果皮は薄く、中にはジューシーな果肉と種子が入っています。通常のジャムンは甘味と酸味に加えて独特の渋味を持ち、完熟すると果汁が非常に多くなります。生食されるほか、ジュースやジャム、ゼリーなどさまざまな用途に利用されてきました。ホワイトタイプも同じSyzygium cuminiですが、最大の魅力はやはり果実の色。一般的なジャムンを知っているほど、淡い色の果実が枝いっぱいに実る姿には驚かされます。通常タイプと一緒に育て、果実の色や食味を比較してみるのも面白いでしょう。

樹は成長すると大型の常緑樹となります。葉は厚みのある楕円形で、濃緑色の美しい光沢があります。フトモモ科らしく、葉を揉むと芳香を感じることがあります。花は白色~クリーム色の小さな花で、開花後には多数の果実を形成します。Syzygium cuminiは熱帯果樹の中でも比較的丈夫で、さまざまな環境に適応できることでも知られています。高温多湿な環境によく適応する一方、株が充実すれば乾燥にも比較的強く、雨季と乾季のある地域でも生育します。

栽培では日当たりの良い環境を好みます。幼苗のうちは急激な強光による葉焼けを防ぐため徐々に日光へ慣らし、株が充実してからは十分な日照を確保すると、力強い成長が期待できます。生育期には用土が極端に乾燥しないよう十分に水を与えます。土質への適応幅は比較的広い植物ですが、鉢植えでは有機質を含んだ水はけの良い用土を使用すると管理しやすくなります。また、Syzygium cuminiは本格的な熱帯果樹の中では比較的低温にも適応する種類です。ただし、日本の冬の寒さに対する強さは株の大きさや栽培環境によって大きく変わります。特に幼苗では霜や強い凍結を避け、まずは鉢植えで十分に株を充実させるのがおすすめです。

インドをはじめとする南アジアでは非常に身近なジャムン。その特徴ともいえる黒紫色の果実が、白色~淡黄色へ変化したホワイトタイプです。一般的なジャムンと同じ植物でありながら、果実が実った時の印象はまったく異なります。
珍しいSyzygiumを集めている方はもちろん、通常種と並べて色や味の違いを観察したい方にもおすすめしたい、コレクション性の非常に高い白実ジャムンです。

学名
Syzygium cumini White Type フトモモ科 シジギウム属
別名
アマゾンオリーブ
果実の大きさ
4cm程度
自家結実性
1本でなるとされている
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
栽培用途
鉢植え、観葉植物
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
★☆☆☆☆ やや難しい
日照条件:日なた、
耐寒性弱い(5度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく
花言葉
幸福、うれしい便り、深い関係



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