● レンブ マレーアップルの品種の特徴

「マレーアップル」は、マレーシアやインドネシア原産のフトモモ属の果樹で、つややかな赤い果実が美しいトロピカルフルーツです。果実はベル形で、かじると少し硬めの洋梨のような食感と、ほんのりとした甘み、爽やかな風味が口いっぱいに広がります。

見た目の鮮やかさから、ハワイやカリブ海では庭木や観賞樹としても人気。ピンクの花が幹から直接咲き乱れる「幹生花」は、開花時にとても華やかで、まるで花のカーテンのようです。

生食はもちろん、サラダやピクルス、ジャム、ドリンクなどにしてもおいしく、フルーツ好きのコレクションに加えたい一本。南国の雰囲気を存分に楽しめる果樹です。

学名
Syzygium malaccense フトモモ科 フトモモ属
別名
ヤマリンゴ、マレーフトモモ、マウンテンアップル
開花時期
5月
花色・大きさ・花形
マゼンタ
収穫時期
8月
最終樹高
鉢植え:1m ~ 2m (常緑中高木)
栽培用途
鉢植え、温室など
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
☆☆☆☆ 難しい
日照条件:日なた~半日陰、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

マレーアップル| 実生苗の育て方


植え方・用土

水はけの良い土壌で植えてあげてください。
レンブは苗が幼いときの根が非常に弱く、強風によって根っこが動くと枯死する場合がありますので注意が必要です。植え付けから 約 3年間くらいは、風よけ すると良いです。
有機質を多く含んだ土 に植えてあげてください。当店で販売中の 花ひろば培養土がオススメです。(元肥入り)。
レンブは15℃以下で生長が止まります。鉢植えの際は10号サイズが良いです。植え替えは生育期の4月~9月に行います。
地植えの際は温室で、家庭栽培の場合は、鉢植え栽培が必須になります。
鉢植え栽培の場合、10月下旬からは 日中 ベランダで日光に当て、夕方からは室内で管理してあげてください。(10月下旬~4月までは室内管理がおすすめ)


水やり

季節問わず、乾いていたら、たっぷり水を与えてください。湿り気のある土壌を好むので、水切れさせないように注意してください。また、特に果実をつけている間は、十分に水を与えるようにします。
夏場は乾きやすいので、土の表面を毎日チェックし、冬場は乾燥気味でも良いです。


肥料のやり方

春から秋の成長期にチッ素、リン酸、カリを等量か、リン酸がやや多めの有機質肥料を施してください。
なお、春先と収穫後には、規定量よりやや多めに肥料を施すと、果実の肥大や株の充実を促します。


剪定方法

レンブの剪定適期は収穫後の9月から10月頃です。
剪定する枝は、蜜生枝、下に垂れた枝、内側に向かって伸びる枝、枯れ枝などは根元から切り落とします。


その他栽培や性質の注意点

レンブは15℃以下で生長が止まります。
10月下旬~4月くらいまでは、室内での管理をお願いします。


病害虫の予防法

病気、害虫は あまり出ませんが、枝や葉が茂りすぎると、カイガラムシが発生することがあるので、風通しよく管理しましょう。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事