ツクバネウツギ 斑入り

● アベリア 斑入りツクバネウツギの品種の特徴

明るい緑葉に明るい白斑が入リ、涼しげな印象を与えるツクバネウツギです。柔らかな葉と一緒に咲く白い可憐な花と相まって、とても可愛らしい姿を楽しめます。

果実の先端に5枚の萼片が残り、それが羽根突きの羽根に似ていることが名前の由来です。本州~九州の日当たりの良い山地に自生している落葉樹です。花色は白や薄い黄色が基本で内側に黄色い網状紋があります。
よく似た植物に、萼片が2枚のコツクバネウツギがあります。

アベリアといえば、極めて丈夫な性質で緑化用として生垣などにも利用されています。
土質も選ばず、日向から半日陰まで幅広く植えることができ、ある程度の湿気、乾燥にも耐えることもできます。
花期も長く、可愛いベルのような花を長期間咲かせ、花後に赤く残ったガクは切り花にも利用されています。

学名
Abelia spathulata スイカズラ科 ツクバネウツギ属
別名
衝羽根空木
開花時期
4~6月
花色・大きさ・花形
白・・ラッパ咲き
収穫時期
9~11月
最終樹高
地植え:1m ~ 1.5m 鉢植え:1m ~ 1.5m (半常緑低木)
栽培用途
ボーダー、グランドカバー、鉢植え、盆栽、下草、目隠し、生垣、花壇など
植栽適地
東北~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、
耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
長い友情

ツクバネウツギ |斑入り ポット苗の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒冷地では真冬の植え付けは避けます。暑さ、寒さに強く、ほこりや風にも強く、乾燥にも強いので土質は選びません。日当たりを好みますが、日陰にも強い木です。
日当たりを好みますが、夏の高温と乾燥を避けるような場所に植えて(鉢を置いて)ください。西からの日差しをさえぎるようにします。木陰などの半日陰で風通りの良い場所が適してます。株が混み合ってきたら一回り大きな鉢への植え替えをおすすめします。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土堆肥を株周りに穴を掘り与えます。


剪定方法

刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。剪定は真冬の休眠期に刈り込んで樹形を整えます。枝が込みすぎると日当たり不足で花つきが落ち始めますので、そういう時は込みすぎた枝を間引いてください。また、徒長枝が伸びて樹形を乱す場合は、取り除いてください。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はあまりでません。ごくまれに湿気が多いとつくこともあります。




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