


タブノキの新芽。鮮やかな赤が初夏の雰囲気を。
● タブノキ フクリン斑の品種の特徴
鮮やかな黄色のフクリン斑が深く入るため、お庭の雰囲気が一気に華やぐこと請け合いです。
照葉樹林の代表的樹種のひとつで、各地の神社の「鎮守の森」によく大木として育っています。また横浜開港資料館の中庭の木は「玉楠」と呼ばれ有名ですね。
初秋になる黒い果実は、一応食用可能で渋みはあるもののアボカドのような味がするそうです。
かなり大木に育つため、一般家庭ではあまり見られない木です。塩害に強いため、沿岸地域の防風林として活用されています。
| 学名 |
| Machilus thunbergii クスノキ科 タブノキ属 |
| 別名 |
| 椨、イヌグス、タマグス、ヤマグス、ツママ、タブ |
| 開花時期 |
| 4月~6月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄緑色・極小輪咲き(0.5cm位)・小花が円錐状に群がって咲く |
| 収穫時期 |
| 8月~9月 |
| 果実の大きさ |
| 1cm |
| 最終樹高 |
| 地植え:15m ~ 30m (常緑高木) |
| 栽培用途 |
| 庭木、シンボルツリー、公園、街路樹、防風林 |
| 植栽適地 |
| 東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性普通、耐暑性普通、耐乾性弱い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 鎮魂、鎮守 |
タブノキ |フクリン斑 ポット苗の育て方
植え方・用土
植え付け時期は10~11月、3~5月が適期です。寒さに弱いため12~2月は避けましょう。土質は選びませんが、湿り気と養分を好むため堆肥を多めにすき込んだ土に植えつけてください。日当たりを好みますが、日陰にも強い木です。
移植は向かないため植え付け場所は慎重に選びましょう。
水やり
雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。




