
● コーデックス デンドロシサイオス ソコトラヌス(キュウリノキ)の品種の特徴
デンドロシキオス ソコトラヌスは、イエメン領ソコトラ島の固有種であるウリ科デンドロシキオス属の樹木性コーデックスです。ウリ科で唯一の樹木となる非常に珍しい植物で、自然界では高さ6~7mほどにも成長します。乾燥した石灰岩地帯に適応し、水分を蓄えるために幹が大きく肥大する姿は、ソコトラ島を代表する植物のひとつとして知られています。
若いうちは丸く膨らんだ幹を形成し、成長とともにボトル状へと発達します。枝先には大きな掌状の葉を広げ、ウリ科らしい柔らかな葉姿と力強い幹との対比が魅力です。成熟株では黄色い小花を咲かせ、受粉すると丸い果実を実らせます。
国内ではまだ流通量が少なく、実生から育てる楽しみも大きい希少なコーデックスです。成長は比較的早く、適切な環境では年々幹が充実し、自然の樹木をそのまま小型化したような迫力ある姿へ育っていきます。
根元が丸く膨らんで像の足のようになる植物を塊根植物とかコーデックスと言います。
| 学名 |
| Dendrosicyos socotranus ウリ科 デンドロシキオス属 |
| 別名 |
| キュウリノキ |
| 開花時期 |
| 春~夏 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色 |
| 最終樹高 |
| 鉢植え:1m ~ 2m (非耐寒性落葉低木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、温室、観葉植物 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
種子 【 コーデックス デンドロシサイオス ソコトラヌス(キュウリノキ)】
の育て方
植え方・用土
年間を通して日当たりと風通しの良い場所で育てます。生育期は十分な日光を確保することで幹が充実し、丈夫な株に育ちます。真夏の幼苗は葉焼けを起こすことがあるため、30%程度の遮光を行うと安心です。成株は比較的強い日差しにも耐えます。
水はけと通気性を重視した用土を使用します。赤玉土小粒4:軽石小粒3:日向土2:バーク堆肥または腐葉土1程度の配合がおすすめです。市販のコーデックス・サボテン用培養土も利用できます。
根腐れを防ぐため、深めで排水性の良い鉢を使用します。年間を通して風通しを良くし、長雨は避けて管理してください。
冬は10℃以上を保てる室内や温室で管理すると安心です。
水やり
生育期は用土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。乾燥には比較的強い一方、過湿を嫌うため、水の与え過ぎには注意してください。気温が下がり生育が鈍る秋以降は徐々に水やりを減らし、冬は控えめに管理します。
肥料のやり方
生育は比較的旺盛なため、生育期には薄めた液体肥料を月1~2回施すと幹の肥大を促します。
増やし方
種、挿し木(挿し木は根が膨らみにくい)
【種まき時期】 4~7月
【発芽適温】 25~30℃
【発芽日数】 7~21日程度
※種子の鮮度や栽培環境によって前後します。
【発芽率】
新鮮な種子では70~90%程度の発芽率が期待できます。ウリ科植物は種子の寿命が比較的短いため、採種・購入後はできるだけ早めに播種すると高い発芽率が得られます。
【種まきの方法】
種まき用土は、赤玉土小粒4:バーミキュライト3:軽石小粒3程度に配合した清潔で排水性の高い用土、または市販の種まき用培養土に軽石小粒を2~3割混ぜたものを使用します。
播種前に種子を25~30℃程度のぬるま湯へ12~24時間浸して十分に吸水させると発芽が揃いやすくなります。
種子は横向きに置き、5~10mm程度覆土します。播種後は用土全体をしっかり湿らせ、発芽するまでは乾燥させないよう管理してください。
種まき後は直射日光を避けた明るい日陰で25~30℃を維持します。屋外では雨の当たらない風通しの良い軒下、室内では植物育成ライト下やレースカーテン越しの明るい窓辺で管理すると発芽しやすくなります。発芽後は徐々に日光へ慣らし、本葉が展開したら乾湿のメリハリをつけながら育てます。


