



● モミ ウラジロモミの品種の特徴
ウロジロモミは日本原産の常緑針葉樹です。ドイツトウヒや一般的なモミの木と並んでクリスマスツリーとして親しまれています。ヨーロッパではドイツトウヒが定番ですが、日本ではこのウラジロモミの方が多く利用されています。
名前の通り葉の裏側が白く、緑色の葉軸と白とのコントラストがとても綺麗!!光沢があるので、遠目でみるとシルバー色に輝いているように見えます。
森の香りを楽しめる本物のクリスマスツリー!この冬は特別にワンランク上のイベントを愉しんでみてはいかが。
*ウラジロモミは放任すると40mほどの大木に育ちます。剪定にやや弱いため、一般家庭では鉢植えにして根鉢を制限しながら育てるのが無難です。
*寒冷な気候を好み、福島県から四国までの高地に自生しています。夏はできるだけ風通りがよく、涼しい場所で管理しましょう。
| 学名 |
| Abies homolepis マツ科 モミ属 |
| 別名 |
| うらじろもみ、裏白樅、ニッコウモミ、ダケモミ |
| 最終樹高 |
| 地植え:20m ~ 40m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑高木) |
| 最終葉張り |
| m ~ 4m 広円錐形 |
| 栽培用途 |
| クリスマスツリー、鉢植え、ロックガーデン、シンボルツリー、インテリアプランツなど |
| 成長の早さ |
| 普通 (60cm/年) |
| 植栽適地 |
| 南東北~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★☆☆☆ 初心者には少し注意 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
もみの木|ウラジロモミ ポット苗の育て方
植え方・用土
水はけの良い、花ひろば堆肥“極み”や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立て、がっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。
水やり
植え付けして一年か二年は根が張っていないので水を吸い上げる力が弱く、水切れが起きやすいです。一旦根付いてしまえば露地栽培の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。高温多湿を嫌いますので、水やりは朝涼しい時間に行います。
肥料のやり方
速効性肥料を与えると剪定後の芽吹き後が成長が良いです。他は2月ごろに寒肥として鶏糞や化成肥料を与えます。鉢植えの場合は1年を通して緩効性肥料を3月、6月、11月に控えめに与えます。
その他栽培や性質の注意点
寒さに強く、暑さに弱い傾向があります。住宅地の庭では夏場に枯れることがあります。
基本的には日向を好むが、西日や強い日差しには弱い。
剪定すると形が乱れることや枯れ込むことがある。順調に育てば大木になるため、植えるには相応のスペースが必要。一般家庭では鉢植えにして育てるのが無難。
その他豆知識
大きくなりますが剪定に強くないため、樹高を制限するためにも鉢植えでの栽培が無難です。
病害虫の予防法
病害虫はあまり発生しません。湿度が高いとウイルス病などの病気が発生しますが、発生したら、病気の箇所を早急に取り除きます。
マツ科の仲間はシンクイムシや毛虫が発生して成長点を食害することがあるので、定期的に消毒散布をおすすめします。



