カイヅカイブキの生垣


カイヅカイブキの玉チラシの生垣

● カイヅカイブキの品種の特徴

カイズカイブキは日本でもっとも普及しているコニファーです。店長の実家の生垣もカイヅカイブキです。光沢がある鮮やかな緑色で、冬も変色しません。生垣に用いられるなじみの深い木です。刈り込みに強い美しい円錐形品種です。
人気の理由は枝葉がよく密生するので早くに目隠しになることや、大気汚染に強いこと、生長はやや遅く放任しても樹形が整うことですが、放任しすぎると大きくなりすぎるので、新芽の剪定で調整をします。乾燥や塩害、雪にも強いです。とても丈夫ですが、大きく育ちすぎるので、剪定でコントロールします。
チラシて枝を作ったり、どちらかというと和風なイメージかもしれませんが、刈り込まれた緑の壁を作ると洋風でも良く似合います。またトピアリーにもできます。
4月に花が咲きますが、観賞価値はありません。雌雄異株(稀に同株)でメスに果実がつきますが、雌雄を区別して流通はしておりません。
ナシの赤星病を誘発するため、梨畑の近くに植えないようにしてください。カイヅカイブキの植栽を条例で禁ずる自治体もあります。植栽前にご確認を。

学名
Juniperus chinensis ‘Kaizuka’ ヒノキ科 ビャクシン属
開花時期
4月ごろ
自家結実性
雌雄異株
最終樹高
地植え:1m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
最終葉張り
1m ~ 5m 円錐形
栽培用途
庭植え、鉢植え、生垣、目隠し、街路樹、公園、学校、工場
成長の早さ
やや遅い (40cm/年)
植栽適地
北海道南部
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い

“カイヅカイブキ”の育て方


植え方・用土

基本的に移植や植え付けが最適なのは10月~梅雨期間中までに行います。水はけの良い、花ひろば堆肥“極み”や牛糞を混ぜた肥沃な土壌に植えます。横風が苦手ですので、必ず支柱を立て、がっちり固定します。日当たりと風通しの良い場所を好みます。日当たりが悪くなるにつれ、葉色が本来の美しさを発揮できなくなります。


水やり

根付いてしまえば水やりは必要ありませんン。


肥料のやり方

肥料は特に必要ありません。


剪定方法

コニファーは大きくなりやすく、樹形をコンパクトに保つためには年に数回の剪定を行います。刈り込みには強いのでこまめな剪定をしてください。何年も放置して一気に小さくすると枝が露出して不格好になります。
コニファーの多くは鋏などの金属を嫌います。剪定後は葉が茶色く痛みます。ですので、強めの剪定は一斉に新緑の出る2月後半に行うのがベストです。樹形を整える剪定の時期は覚えやすいです。3,6,9月。3の倍数、サブロッキュー♪です。剪定時は必ず枝に少し葉を残すようにします。


病害虫の予防法

病害虫には強いです。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事