


● ネグンドカエデ フラミンゴの品種の特徴
フラミンゴは新芽の葉色が白、緑、ピンクの3色の葉が大変美しい品種です。春先は覆輪がピンクですが、夏になると白くなります。
「ネグンドカエデ」は欧米や中国北部で古くから街路樹として利用されている庭木です。もとはシロップの採取のために栽培されていましたが、バラエティーに富む葉色と雄大な樹形が好まれ、近年は観賞用としても人気があります。観賞用としての利用が多いのですが、ネグンドカエデからつくるシロップはイタヤカエデのものより甘いそうです。葉の形はカエデらしくない羽状で、トネリコに似ています。
| 学名 |
| Acer negundo'Flamingo' ムクロジ科 カエデ属 |
| 別名 |
| トネリコバノカエデ、セイヨウカエデ |
| 開花時期 |
| 5~6月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄緑・小花 |
| 最終樹高 |
| 地植え:1m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木) |
| 栽培用途 |
| 切花、鉢植え、寄せ植え、盆栽、シンボルツリー、花壇、工場緑地帯、街路樹、学校、公園、ゴルフ場 |
| 成長の早さ |
| 早い |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通につく |
ネグンドカエデの育て方
植え方・用土
植え付けは落葉期の11月~翌2月頃が適期です。
日当たりが良い場所を好みますが、直射日光で葉っぱが葉焼けして傷んでしまうため、明るい半日陰などが適しています。
用土はあまり選びませんので、庭土に腐葉土や堆肥をたっぷり混ぜて植えてください。
水やり
地植えは、根付いてからは自然に降る雨任せで大丈夫です。
鉢植えは、土が乾いたら鉢から溢れ出るくらいたっぷりと水やりしてください。
肥料のやり方
肥料は寒肥として、2月頃に緩効性化成肥料を株元に与えましょう。
剪定方法
剪定は落葉期の12月~翌2月頃が適期です。徒長枝や混み合っている枝や枯れ枝を切り取り、樹形を整えましょう。
成長が早く大きくなる樹木ですが、強い剪定を好まないため、太い枝を切ると樹木にダメージがあります。木が細いうちに残す枝を決めて、将来的な樹形をイメージして整えましょう。
病害虫の予防法
害虫はアブラムシ、カミキリムシが発生することがあります。早めに取り除き薬剤散布してください。
病気はうどんこ病、すす病があります。見つけたら早めに葉を取り除き、殺虫剤を散布してください。




