百両(カラタチバナ)


白実百両(シロミタチバナ)です。

● カラタチバナ 百両の品種の特徴

百両は以前はヤブコウジ科の常緑低木樹で、古くから縁起を担ぐお正月の飾りものとして親しまれています。冬にキレイで小粒な果実をつけ、お庭で植えても景観が鮮やかでステキです!果実は赤(カラタチバナ)と黄色(キミタチバナ)、白(シロミタチバナ)があり、4月ごろまで残ります。
そのほかにも類似品種で、万両、千両があります。株の姿は万両に似ていますが、葉や果実は万両よりも大きくいです。
なんと言っても花言葉がステキです。富、財産!う~ん・・・いい言葉です!

百万両・・・今の貨幣の価値でいくらくらいになるのでしょう?
縁起を担ぐ、冬の果実です。
カラタチバナが漢名を「百両金」といい、それより実が大きいものを「万両」としました。

学名
Ardisia crispa サクラソウ科 ヤブコウジ属
別名
百万両
開花時期
6~7月
花色・大きさ・花形
白色
果実の大きさ
小果 5mm
最終樹高
地植え:0.2m ~ 1m 鉢植え:0.2m ~ 1m (常緑低木)
栽培用途
グランドカバー、鉢植え、盆栽、ボーダー、花壇、寄せ植え、下草
成長の早さ
遅い (10cm/年)
植栽適地
東北地方以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
富、財産

カラタチバナ 百両 (百万両)の育て方


植え方・用土

10月~11月ごろ、もしくは2月下旬~3月が植え付けの適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。 半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黄色や黒く焼けます。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が灰色にへたるので注意。
鉢植えの植え替えは3年に1回程度です。


水やり

鉢植えでは土が乾いたらたっぷり与えてください。夏の高温期や冬に極端に乾燥すると実つきが悪くなるため注意します。
庭植えでは乾燥する夏以外は水やりは必要ありません。


肥料のやり方

肥料は必要ありません。控えめのほうがこっつりと引き締まった株になります。株を大きくしたい場合は、多肥にならないように葉色を伺いながら、5月ごろと9月下旬頃に緩効性化成肥料を施します。


剪定方法

成長が遅く、剪定をしなくても放任して育てても自然な樹形になります。


病害虫の予防法

病害虫は特につきません。ハダニが稀につくので、葉の裏を定期的に水洗いしてください。


増やし方

実生、挿し木、接木




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