



● サルココッカ コンフサの品種の特徴
植物はだいたい日当たりの良いところに植える...。その通り、お日様の陽の光は植物にとって必要不可欠ですよね。でも日陰でもたくましく育っている植物もたくさんあります。
その中でもサルココッカコンフサはひときわ綺麗な葉が魅力的、しかもゆっくり成長してくれるのであまり大きくならずお手入れも楽。しっかり存在感はあるので低めの生垣やグランドカバーにもおすすめです。
雌雄異株なので、雌株にしか果実はなりませんが、秋に赤~黒紫に色づく果実がなります。雌株だけ植えておけば実がなります。苗木は雌雄の特定ができておりません。通常雌株のみの流通で、真贋は不明ですが、国内に雄はいないとの話も聞いたことがあります。
強健種で冬でも濃緑の葉を保ち、寒い土地にも耐えるため、建物の北側や日陰の土地でも利用できま す。
丈夫な性質で日陰や病害虫に強いため人気のある低木です。主に地被用途に使われます。樹形は株立ち状になり、あまり背が高くなりません。春に咲く芳香のある小さな白花と秋に赤紫や黒実はをつけますが、普段はツヤのある葉を主に楽しみます。葉は先の尖った楕円形で濃緑、やや厚みがあって強い光沢をはなちます。とても使い勝手のよい樹木で、ビルの陰になる植え込みなど実用的な緑化にもよく用いられています
| 学名 |
| Sarcococca confusa ツゲ科 サルココッカ属 |
| 開花時期 |
| 3~4月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・小花 |
| 香りの強さ |
| ★☆☆☆☆ 微香 |
| 果実の大きさ |
| ★☆☆☆☆小実 |
| 果実の用途 |
| 観賞用 |
| 自家結実性 |
| 雌雄異株(雌株にしか果実はなりませんが、雌株だけ植えておけば実がなります。苗木は雌雄の特定ができておりません。 通常雌株のみの流通で、真贋は不明ですが、国内に雄はいないとの話も聞いたことがあります。) |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.4m ~ 0.8m 鉢植え:0.4m ~ 0.8m (常緑低木) |
| 最終葉張り |
| 0.5m ~ 1m |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、寄せ植え、花壇、地植え、トピアリー、街路樹、グランドカバー |
| 成長の早さ |
| 遅い (20cm/年) |
| 植栽適地 |
| 北海道南部~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、 耐寒性強い、耐暑性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 幸福が飛んでくる |
サルココッカ コンフサの育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。水管理だけ気をつければ通年植え付けができます。
日陰にも強いです。良い水はけの良い肥沃な土壌に植えます。土質は選びませんが、花ひろば堆肥“極み”や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として鶏ふんと腐葉土や花ひろば堆肥「極み」を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
特に剪定は必要ありません。樹形が乱れたり、込み合うような枝を取り除く程度です。
病害虫の予防法
春~秋にハマキムシがつくことがあります。まめに観察して、葉が食害されていないか注意します。ハマキムシが発生したらマラソン乳剤などで駆除します。




