ネペタ キャッツパジャマ は比較的コンパクトな株立になります。


まとめて植えるとグランドカバーのようになります。


鉢植えにしてもいい感じにボリュームが出ます。

● ネペタ キャッツパジャマの品種の特徴

「キャッツパジャマ」はコンパクトな株にまとまるネペタの園芸品種です。耐暑性に優れ秋まで花が咲き続けます
涼し気なシルバーリーフと柔らかな香りも魅力的ですね。バラよりも少し早めの時期から、根元付近から枝先までたくさんの花を長く咲かせるので、ローズガーデンで大活躍します。

キャッツパジャマのよくある質問
Q: 猫柄のパジャマなのか、パジャマを着た猫なのか?
A: 「キャッツパジャマ」には、感激するほどの素晴らしい物(人)という意味です。1920年代アメリカで自由でクールな女性を指すスラング(俗語)として「キャッツ」が使われるようになり、さらに女性の革新的なファッションアイテムとして「パジャマ」が流行し始めました。

Q: キャッツパジャマはキャットミントですか?
A: はい、ネペタは全般にキャットミントとも呼ばれます。キャットミントは猫が好む香りを発していますので、猫が寄ってきます。

Q: ラベンダーに似ていますが、ラベンダーとネペタは同じですか。
A いいえ、異なる植物です。ラベンダーは人間にとっては効能があるハーブですが、猫にとっては中毒性がありますので、ご注意ください。

Q: ネペタはミントは同じですか。
A いいえ、異なる植物です。キャッツバジャマかブッシュ状に上に伸びます。ミントのように地下茎で増えません。

ネペタ属にはたくさんの種類がありますが、広く普及しているのは日本では「キャットミント」とも呼ばれる、ネペタ・ファーセニー種です。本来キャットミントは猫が好むハーブ「キャットニップ」を指しますが、日本ではネペタの別名のような扱いとなっています。
何れにしてもシソの仲間ですので、総じて葉に芳香があり強健な性質です。

学名
Nepeta hybrid シソ科 イヌハッカ属
別名
ミソガワソウ、ジャパニーズキャットミント、イヌハッカ、ジャイアントキャットミント
開花時期
4月~11月
花色・大きさ・花形
ラベンダーブルー・(30cm位)・花穂
香りの強さ
柔らかな香り ミント
最終樹高
地植え:0.2m ~ 0.3m 鉢植え:0.2m ~ 0.3m (耐寒性半常緑宿根草)
最終葉張り
0.4m ~ 0.5m 
栽培用途
プランター、鉢植え、寄せ植え、花壇、ハンギング、庭植など
成長の早さ
早い
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性とても強い(-35度)、耐暑性普通、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:やや強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
「無邪気」、「自由な愛」

ネペタ|キャッツパジャマ ポット苗(PW)の育て方


植え方・用土

ネペタは日当たり、風通し、水はけのよい場所を好みます。基本的に強健な性質ですので、成長も早く大株になれば、明るい半日陰でも育ち、乾燥にも強くなります。ただし、梅雨などの多湿は苦手なので風通しには気を付けましょう。
植え付けはポット苗ならそれほど時期を選びません。植え場所に腐葉土などを混ぜて深く耕し、根がしっかり張れるようにしておきます。石灰分を少し混ぜておくとよいでしょう。
植え替えや株分けは、鉢植えなら1~2年ごと、地植えなら芽数が混み合ってくるか生育不良になったら行います。一緒に根は半分くらいに切り詰め、整理すると良いでしょう。


水やり

庭植えではほとんど必要ありません。植え付け後根付くまでの2か月くらいは土が乾いたら与えてください。鉢植えは過湿に注意し、用土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

やせ地でも育つほどで、肥料が多いと軟弱に育って倒れたり、蒸れて病気が出やすくなったりします。そのため、庭植えでは特に必要ありません。鉢植えは、春と秋に置き肥を施し、生育の様子を見て液体肥料も施すようにします。


剪定方法

梅雨前に、地上部を10~20cmくらい残して刈り込み、蒸れて枯れないようにしておきます。または、混み合った枝葉を間引くのもよいでしょう。晩秋には、花が終わってから地際近くまで刈り込んでおきます。こまめに咲き終わった花茎を選定しておくと返り咲きしやすくなります。


病害虫の予防法

茎葉の混みすぎや多湿に注意し、花がらは早めに切り取って防除します。
梅雨時や夏の高温期には特に注意が必要です。


増やし方

株分け、さし芽、タネまき




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