カンパニュラ ロツンディフォリアの花


カンパニュラ ロツンディフォリアの花

● カンパニュラ ロツンディフォリアの品種の特徴

ロツンディフォリアは山野草的な魅力を持つ原種で小型のカンパニュラです。華奢な花茎を何本も上げた先には、釣り鐘状の澄んだブルーバイオレットの花を咲かせます。花後短めに剪定すると、次々と花をあげ、長期間楽しむことができます。
比較的耐暑性があります。糸シジャン(イトシジャン)の名前でも流通しています。
耐寒性にすぐれており、冬場は半常緑になります。

カンパニュラは温帯地から冷帯地まで広く分布しています。ほとんどが多年草(宿根草)です。カンパニュラはラテン語で「釣鐘」を意味し、花の形が釣鐘に似ていることからベルフラワーとも呼ばれています。花は直径5cm前後の釣鐘型。咲く方向は下向きは少しで、横向きから上向きがほとんどです。

ホタルブクロとも呼ばれます。
少しの間だけ、蛍にホタルブクロの花の中に入ってもらいました。

蛍が入ったホタルブクロ

学名
Campanula rotundifolia 'rotundifolia' キキョウ科 カンパニュラ属
別名
糸シャジン(イトシャジン)
開花時期
6~10月 (四季咲き)
花色・大きさ・花形
青紫色・・釣り鐘状
最終樹高
地植え:m ~ 0.3m 鉢植え:m ~ 0.3m (耐寒性落葉宿根草)
栽培用途
庭植え、鉢植え、ボーダー、切り花など
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:半日陰、
耐寒性強い(-15度)、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない

カンパニュラ ロツンディフォリア (糸シジャン)の育て方


植え方・用土

日当たり、水はけ、風通しの良い場所に植え付けましょう。暑さや湿気が苦手なので、真夏の直射日光を避けられる場所や雨が当たらない場所が望ましいです。
また、酸性土壌を嫌うため、酸性に偏りやすい日本では植え付け2週間ほど前に苦土石灰をまいてpHを調節しておきましょう。肥沃な土壌を好むため堆肥や腐葉土などもすき込んでおきます。植え付けの間隔は20~25cmほど。3~4月か10~11月が植え付け適期ですが、真夏以外、周年植え付けできます。大株になるカンパニュラは植え替えを好みません。植える場所は、広めの場所を選んだり、大きめの鉢にするなど慎重に選びます。


水やり

カンパニュラは過湿を嫌うため乾燥気味に管理します。土がしっかりと乾いたら、たっぷりと与えましょう。地植えの場合は、夏の暑い時期に土が乾いたら与える程度で大丈夫です。冬は休眠期に入るため鉢植えでも水を与えすぎないよう管理します。凍結させないよう夕方の水やりは避けます。


肥料のやり方

花が咲くころ3月~9月頃に追肥を行いましょう。液体肥料を週に一回与えると良いでしょう。


剪定方法

種が必要ない場合は、花が咲き終わった後は適宜花殻を摘み取りましょう。
梅雨や暑くなる前に、混み合った枝葉は剪定し風通しを良くしておきます。


その他豆知識

カンパニュラは、冬は寒さに当たらないと花芽がつきません。冬は土が凍らない程度の屋外で管理してください。


病害虫の予防法

乾燥した時期にハダニがつくことがありますので、適度に葉水を与えます。


増やし方





この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事