ワイルドオーツ

ワイルドオーツ  1

● ワイルドオーツの品種の特徴

ワイルドオーツは自然な草姿が美しい趣のある宿根草で、ナチュラルガーデンに向きます。
鮮やかな緑色の笹のような葉が涼し気なカラーリーフです。
夏になると1年草のコバンソウに似た小判のような花が咲きます。そしてそのままの形で緑色の果実をつけます。風に揺れる姿が美しいです。冬になると果実は茶色く色づきます。
秋になると葉が枯れ下がります。

ワイルドオーツの性質は強健でやせ地でも育ち、乾燥にも多湿にも強いので地植えしたら放任で大丈夫です。寒さにも強く、防寒対策は不要です。地下茎で増えるのではなく、大きくなりすぎないので狭い庭や寄せ植えにも使えます。鉢植えで山野草のようにも楽しめます。

学名
Chasmanthium latifolium イネ科 カスマンティウム属
別名
宿根コバンソウ(宿根小判草)、グリーンスケール、ニセコバンソウ、セイヨウコバンソウ
開花時期
7月~8月
花色・大きさ・花形
緑・・小判のような花
最終樹高
地植え:0.4m ~ 1m 鉢植え:0.4m ~ 1m (耐寒性落葉多年草)
最終葉張り
0.3m ~ 0.6m 
栽培用途
地植え、花壇、鉢植え、ドライフラワー、切花、アレンジメント、寄せ植え、山野草
植栽適地
東北~九州
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた、耐陰性普通、
耐寒性強い(-12度)、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:とても強い 害虫:とても強い

ワイルドオーツ (グリーンスケール)の育て方


植え方・用土

日あたりと水はけのよい場所を好みます。やせ地でも育ちます。夏の高温多湿に弱いので、風通しが良い場所がおすすめ。植えっぱなしで手間がいらない分、大株に育つ宿根草です。植え付けの時期は3~4月と秋です。寒さに強いので、冬の植え付けも問題なく育ちます。


水やり

地植えではほぼ雨任せで大丈夫です。


肥料のやり方

肥料はほぼ必要ありません。肥料を与えたい場合は春に控えめに与えてください。


剪定方法

伸びすぎてボーボーになって草姿が乱れたり、枯れ葉が目立って見苦しい場合は、地際で切り戻します。春から再び芽吹いて整います。


病害虫の予防法

病害虫はとくにつきません。


増やし方

3~4月に株分けで増やせます。




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