● ミューレンベルゲア カピラリスの品種の特徴
ミューレンベルゲア カピラリスはグラスの中でも特に美しい宿根草です。夏の後半に白い花序が伸び、秋にピンク色から赤紫色に色がうつろい、たくさんの花穂を立ち上げます。花序は細かく分岐するので、淡い霧のように見えて、光が当たるときらきらと輝くように見えます。
花穂は綿毛や種が飛びにくいので、飾る場所を汚しません。
常緑の多年草で、冬は葉がグレーがかります。霜や雪が当たっても美しいです。
ミューレンベルゲア カピラリスの性質は強健でやせ地でも育ち、乾燥にも強いので地植えしたら放任で大丈夫です。寒さにも強く、防寒対策は不要です。地下茎で増えるのではなく株が大きくなります。
学名 |
Muhlenbergia capillaris イネ科 ネズミガヤ属 |
別名 |
ムーレンベルギア |
開花時期 |
9月~10月 |
花色・大きさ・花形 |
ピンク・小花・円錐状の花序に小さな花 |
最終樹高 |
地植え:0.6m ~ 0.9m 鉢植え:0.6m ~ 0.9m (耐寒性半常緑多年草) |
最終葉張り |
0.3m ~ 0.8m |
栽培用途 |
地植え、花壇、鉢植え、ドライフラワー、切花、アレンジメント、寄せ植え。 |
植栽適地 |
東北~九州 |
育てやすさ |
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、耐陰性普通、 耐寒性強い(-12度)、耐暑性強い、耐乾性やや強い |
耐病害虫性 |
耐病性:とても強い 害虫:とても強い |
ミューレンベルゲア カピラリスの育て方
植え方・用土
日あたりと水はけのよい場所を好みます。やせ地でも育ちます。夏の高温多湿に弱いので、風通しが良い場所がおすすめ。植えっぱなしで手間がいらない分、大株に育つ宿根草です。植え付けの時期は3~4月と秋です。寒さに強いので、冬の植え付けも問題なく育ちます。
水やり
地植えではほぼ雨任せで大丈夫です。
肥料のやり方
肥料はほぼ必要ありません。
剪定方法
伸びすぎてボーボーになって草姿が乱れたり、枯れ葉が目立って見苦しい場合は、地際で切り戻します。春から再び芽吹いて整います。
病害虫の予防法
病害虫はとくにつきません。
増やし方
3~4月に株分けで増やせます。