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バンレイシ ジャイアント ビリバ 2

● バンレイシ ジャイアント ビリバの品種の特徴

「ジャイアント・ビリバ」は、巨大な黄色い果実を割ると、中には驚くほど柔らかくクリーミーな果肉。レモンを思わせる爽やかな風味と、カスタードのような食感を楽しめる、ビリバの大果タイプです。

南米原産のバンレイシ科Annona属の熱帯果樹、ビリバ(Annona mucosa)の中でも、特に大型の果実を付けるタイプとして選抜されたものです。

通常のビリバでも十分に特徴的ですが、大果系統ではその迫力がさらに際立ちます。

果実は丸形~ハート形で、成熟すると緑色から鮮やかな黄色へ変化します。果皮には柔らかな突起が無数に並び、まるで黄色いドラゴンの卵のような奇妙な姿になります。

大果系統では条件次第で1kgを超えるような大型果が期待でき、樹上に黄色い巨大果がぶら下がる姿は圧巻です。

しかし、ビリバの魅力は大きさだけではありません。

完熟した果肉は白色~半透明で、非常に柔らかくジューシー。スプーンですくって食べられるほど柔らかくなり、ゼリーやカスタードを思わせる独特の食感を持っています。

味にはしっかりとした甘味がありながら、レモンを思わせる爽やかな酸味と香りが加わります。

バンレイシやチェリモヤのような濃厚な甘さとは少し方向性が異なり、「甘いカスタードに柑橘系の爽やかさを加えた」ような味わいがビリバの面白さです。

そして完熟のタイミングが重要です。

黄色く色付いてから果実が柔らかくなると食べ頃ですが、完熟後は非常に傷みやすく、保存性には優れません。流通に向いた果物というより、「樹で育てた人が一番美味しい瞬間を楽しめる果物」といえます。

学名
Rollinia deliciosa 'Giant' バンレイシ科 ロリニア属
開花時期
7~ 8月
花色・大きさ・花形
薄黄・(2cm位)・そら豆みたいな形
香りの強さ
中香 甘くフルーティーな香り
収穫時期
1月~4月
果実の大きさ
1kg超えることも! 豊産性あり
甘さ
平均糖度:20度
果実の用途
生食、加工用(お菓子、ジュースなど)
結果年数
2~5年
自家結実性
1本でなる(自家結実性はありますが、人工授粉を行うと結実率が大きく向上します。)
最終樹高
鉢植え:m ~ 2m (落葉中高木)
栽培用途
鉢植え、温室、コレクション、観葉植物
植栽適地
日本全国(原則、鉢植え栽培)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:日なた、
豊産性あり、耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
契り

アンノナ|ビリバ(スピ二ータイプ) 実生苗の育て方


植え方・用土

植え替えは9月から11月ごろ、または3月から5月ごろに行ってください。適期は3月ごろです。水はけの良い肥沃な用土を好みます。どちらかというと弱酸性土壌を好みます。配合は、赤玉土7、腐葉土3の割合。市販の園芸用培養土でも問題ありません。当店の花ひろば培養土(鉢植え専用用土) もおすすめです。
鉢植えでは10号鉢以上を使用すると根張りが良くなります。成長が早いため、2~3年ごとの植え替えがおすすめです。


水やり

根が浅く張るので水切れに注意が必要です。基本的には土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えてください。特に、開花期や果実の肥大期は水切れを起こさないよう注意が必要です。


肥料のやり方

3月、6月、10月に有機質肥料を若干多めに与えますおすすめは「ブルーベリーがおいしくなる肥料」です。果実がつくようになったら、カルシウムとカリウムが多く必要とされるので、冬期に苦土石灰などを土壌にすぎ混んであげてください。


花芽の付き方

その年に伸びた新梢を中心に花芽を形成します。


剪定方法

高さ50~80cmで切り詰めて、基本となる主枝を3~4本ほど出して形を整えていきます。主枝から亜主枝を30cm間隔で配置し、亜主枝を2~3節で切り戻して2本の結果枝を出させて結果させます。2本の結果枝のうち、1本だけ結果させて、もう1本は予備枝にしておきます。
収穫後の翌年春に側枝を3節残して切り戻します。前年に収穫した枝から出た新梢は予備枝にして、前年結果させなかった予備枝から出た新梢に結果させます。
これの繰り返しでコンパクトに育てることができます。徒長枝や込み合っている枝など不要な枝は間引き剪定してください。


その他豆知識

ビリバのよくある質問
Q: 人工授粉はどうやってするの?
A: チェリモヤとやり方は同じです。午後4時頃から夕方にかけて開花が始まります。1つの花に雌しべと雄しべがあり、雌しべが先に熟し、後に雄しべから花粉がでます。蕾が開きかけた雌ステージの頃に雌しべが受粉可能になっているので、既に咲いている雄ステージの花の雄しべからやわらかい筆などで花粉を採り、雌ステージの花の雌しべの柱頭につけてやります。湿度が高いほうが着果率が高いそうです。花粉は冷蔵庫で保存すれば2~3日はもちます。受粉後2週間もすれば幼果が膨らんできます。
Q: 収穫のタイミングは?
A: 果皮が黄色く色づいてきたら収穫です。収穫後4~5日室温で追熟させて食べごろです。収穫が遅れると落果します。ネットなどをかぶせて吊るしておくと、落果した果実すぐに食べることができます。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はありません。


増やし方

【種まき時期】 5~8月 室内で温度管理ができるならいつでもまけます。
【発芽適温】 25~30℃
【発芽日数】 20~40日程度
※種子の鮮度や管理環境によって前後します。




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