ヤシ リクアラ マプ 2

● ヤシ リクアラ マプの品種の特徴

「リクアラ・マプ」は小型ながら美しい円形葉を広げる、ボルネオ原産の人気リクアラです。ボルネオ島の熱帯雨林に自生する小型のヤシ、高木の下の木漏れ日が差し込む林床に生育し、コンパクトな樹形と美しい斑が入る葉姿から、リクアラ属の中でも特に栽培しやすい種類として人気があります。

最大の魅力は、扇を広げたような円形の葉です。葉には細かく整ったプリーツが入り、放射状に広がる姿は非常に繊細で上品な印象を与えます。大型種のような迫力とは異なり、小さなスペースでも熱帯雨林の雰囲気を演出できることから、鉢植えにも適した種類です。

成長は比較的ゆっくりで、幹はほとんど目立たず、葉が株元から美しく立ち上がります。成熟すると株姿が整い、一枚一枚の葉がまるで工芸品のような美しさを見せてくれます。

高温多湿な環境を好み、直射日光は避け、明るい半日陰や木漏れ日程度の環境で育てるのが理想です。乾燥にはあまり強くないため、生育期は用土を乾かしすぎないよう管理し、空中湿度も高めに保つことで葉を美しく維持できます。

耐暑性は非常に高い一方で寒さには弱く、冬季は10℃以上を目安に管理してください。日本では鉢植えでの栽培がおすすめで、冬は温室や室内の明るい場所へ取り込むことで一年を通して美しい葉姿を楽しめます。

リクアラ属には大型種から小型種までさまざまな種類がありますが、リクアラ・マッタネンシスは扱いやすいサイズと優雅な葉姿を兼ね備えた魅力的な種類です。熱帯植物のコレクションはもちろん、室内や温室で楽しめる観賞価値の高いヤシとしてもおすすめです。

「ヤシ(椰子)」は、単子葉植物ヤシ目ヤシ科に属する植物の総称で、熱帯地方を中心に亜熱帯から温帯にかけて広く分布しています。南国を思わせる独特の樹形やデーツのような実が収穫できるなど、ちょっとトゲトゲしてますが魅力の多い植物です。熱帯地方を中心に253属、約3333種、あまり多くはありませんが、日本にもシュロなど6属6種が自生しています。多くの品種で種が実用利用されています。食用に向かない観賞用の品種もありますが、食用油や工業油なども取れ、生食や砂糖の材料、ドライフルーツやジュースなどなど利用も多岐にわたる栽培価値の高い品種が多いです。
冬~春は古くなった葉が傷みや枯れこみが目立つようになります。中心部から新しい葉が生えるので、傷んだ葉は生え際で切っておくと良いです。

学名
Licuala mapu ヤシ科 リクアラ属
最終樹高
地植え:m 鉢植え:m (耐寒性常緑小高木)
栽培用途
鉢植え、地植え、観葉植物、記念樹、シンボルツリー、街路樹
成長の早さ
遅い
植栽適地
沖縄(鉢植えであれば、全国での管理が可能です。)
育てやすさ
★★☆☆☆ やや難しい
日照条件:半日陰、耐陰性強い、土壌酸度:弱酸性
耐寒性弱い(10度)、耐暑性強い、耐乾性弱い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

ヤシの木|リクアラ・マプ 実生ポット苗の育て方


植え方・用土

直射日光の当たらない明るい半日陰が理想です。冬は10度以上になるように管理してください。


水やり

鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。暑い時期、乾燥する時期は合わせて葉水をしてあげると元気に育ちます。


肥料のやり方

5月~10月頃に、2ヶ月に1度くらいのペースで緩効性化成肥料を与えてあげてください。
液肥でも構いませんが、冬場などの休眠期は与えなくても良いです。栄養剤肥料などで水はけが悪くなると根腐れが起こりますので、ご注意ください。


剪定方法

葉が古くなると、黄色く変色してきます。葉の寿命なので根元から剪定してください。冬~春は葉が傷んでいきます。葉の寿命です。




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