
● ノルウェーカエデ プリンストンゴールドの品種の特徴
「プリンストンゴールド」は西洋楓の一種で、樹幹が広がらずすっきりとした樹形になりやすい樹木です。耐寒性もあり、葉焼けしにくく発色も良い良品種です。特に、春の芽出しから初夏にかけての黄金葉がとても魅力的です。
「ノルウェーカエデ」はヨーロッパやコーカサスを原産とする樹木で、観賞用の日よけとしてアメリカで植栽されてきました。葉の茂りがよく、地表付近に根を広げるため、芝生や雑草などほかの植物の生育を阻害することから、外来種として扱われるようになりました。サトウカエデとは遠縁でよく似ていますが、ノルウェーカエデには葉柄に透明な樹液は見られません。葉の形は、ギザギザとした5裂の葉。和風・洋風どちらにも合い、花壇の花とも相性ピッタリな庭園樹です。
紅葉が美しく、茂りも良いため、日よけに非常に向いています。すらりと伸びる樹形もおしゃれで、狭い場所にも耐えられます。さらに、大気汚染への耐性もあるため都市部でも十分に生育可能です。
| 学名 |
| Acer platanoides 'Princeton Gold' ムクロジ科 カエデ属 |
| 別名 |
| ヨーロッパカエデ |
| 開花時期 |
| 4月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄緑 |
| 最終樹高 |
| 地植え:5m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉小高木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、地植え、カラーリーフ |
| 成長の早さ |
| 遅い |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:普通 |
| 花言葉 |
| 大切な思い出、美しい変化、遠慮 |
ノルウェーカエデ|プリンストンゴールド ポット苗の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。水はけのよい土壌で植えつけましょう。寒冷地では鉢栽培をおすすめします。日当たりがよく水はけのよい場所が好ましいです。寒さに弱いので冬は凍結に気をつけてください。
水やり
鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えの場合は、雨が少なく乾燥する場合はたっぷりと与えてください。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として有機肥料の油かすを株周りに与えます。
剪定方法
剪定することで枝を密生させることができます。良い枝を切り詰めるようにしてください。徒長枝が伸びて樹形を乱す場合は、取り除いてください。




