アジサイ ルビーのアナベルPVP

● アジサイ ルビーのアナベルの品種の特徴

有名なピンクのアナベルの改良種です。濃赤紫色のつぼみから、明るい真色と銀色がかかったピンクの2色使いの花が咲きます。涼しい環境では色が濃くなります。
ルビーのアナベルは、その年に伸びた枝の先に花をつけるため剪定しやすく、環境がよければ繰り返し花が咲く四季咲き性です。最初の花色が褪せてきたころに切り戻すと秋が終わることまで次々に花があがります。他のアナベルとは違う新しい特徴です。

春に芽吹いて伸びた枝の先端に赤い蕾がつき、次第にピンクに変わって開花します。
花茎も程よく硬いので、花の重みで倒れずに美しい花姿です。花後は白~グリーンに変化し秋頃まで楽しめます。花は切り花で楽しんだり、ドライフラワー、押し花にも加工しやすく、人気があります。
冬は黄色く黄葉して落葉します。

【紫陽花・あじさい全般の特徴】
可愛らしい花を咲かせる梅雨の代表花ですが、紫陽花と書く通り、おひさまが大好きです。午前中いっぱい日あたりが良い場所だと花色の発色が良くなります。
この花に見える部分は、装飾花でガクが変化したものだと言われています。
土の土壌酸度(ph)によって花色が変わることでも知られており、一般的に酸性ならブルーに、アルカリ性なら赤傾向に変化します。白いアジサイは花色は変化せず、ヤマアジサイは花色が変化しにくいです。
以前はユキノシタ科でしたが、最近はアジサイ科で紹介されることが多くなりました。

アメリカアジサイはアメリカ原産を改良された園芸品種です。別名:アメリカノリノキ。暑さ寒さに強く手間がかかりませんが、一般のあじさいとは少し育て方が違います。
春伸びた枝に花を咲かせるのでいつどこで切っても花が咲きやすく、晩霜害で花芽が傷む心配がないので寒冷地でもきれいな花を楽しめます。冬も短く切っておけば雪で折れる心配はありません。
アナベルは他の紫陽花よりも芽吹きは1か月くらい遅いです。

学名
Hydrangea arborescens ‘NCHA3 アジサイ科
別名
アメリカノリノキ
交配親
ピンクのアナベルの改良種
開花時期
5~11月
花色・大きさ・花形
赤色・・手毬咲き
最終樹高
地植え:0.5m ~ 1.2m 鉢植え:0.5m ~ 1.2m (落葉低木)
最終葉張り
0.5m ~ 1m 
栽培用途
鉢植え、庭植え、コンテナ、花壇、切り花、ドライフラワーなど
植栽適地
北海道西部~沖縄
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い(-40度)、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
芽吹き時期
5月
花言葉
移り気、浮気、無常、辛抱強い愛情、一家団欒、家族のびつき

アジサイ |ルビーのアナベル(PVP) ポット苗の育て方


植え方・用土

肥沃な土壌を好みます。土質で花色は変化しませんが、過乾燥では花色や葉色が薄くなりますので、植え付け時にたい肥腐葉土を多めに漉き込んで乾燥予防をしておきたいです。植え付けは落葉している間に行いますが、極寒期は避けます。
適度に日が当たる場所で育てると花付きは良くなりますが、開花が始まる初夏から夏は水をよく欲しがるので、半日陰のほうが育てやすいです。夏の乾燥予防に乾燥予防のマルチングをしておくとよいです。
鉢植えでは培養土で植えると手軽です。


春の植え付け方法

芽吹くと水をよく欲しがるのでなるべく早春までに地植えしておきたいです。2月ごろまでの植え付けでは根を多少広げ気味にして植えますが、それ以降は根はいじらずに植えてください。


夏の植え付け方法

芽吹いてからの植え付けでは根を傷めないように注意して、水切れに注意です。


秋の植え付け方法

10~11月の植え付けでは翌春からの乾燥に強く育ちます。地上部を短く切り戻し植え、表土はマルチングをしておくとよいです。


水やり

地植えの場合はあまり水やりは必要ありませんが、真夏の高温期は乾いているようなら水を与えます。鉢植えの場合は、表面が乾いたらたっぷり与えます。


肥料のやり方

【寒肥】2~3月に油かすと堆肥を株周りに敷きつめて土をかぶせておきます。
【追肥】7~9月の花の後に速効性の化成肥料を与えます。


花芽の付き方

普通の西洋アジサイは主に旧枝咲きですが、アメリカアジサイは新枝に花芽がつきます。春に芽吹いて伸びた枝の先端に花が咲きます。


剪定方法

新枝咲きなのでどこで切っても花が咲きやすく、好みに合わせて剪定方法を切り替えて楽しめます。
冬に地際で数節残してバッサリと切り戻す強剪定をすると、翌春から伸びる枝数が減るので花数は減りますが、その分ひとつひとつの花が大きく育ち、草丈も揃って咲くので美しく咲きます。ボリュームも出ていい感じ。
初夏の一番花が満開になって少ししたら、花の下、3~5節で切り戻すと、脇芽が伸びて充実した株では花芽がつき、二番花が咲きます。
花後の剪定をしなければ、花が白からグリーンに変色して秋ごろまで楽しめます。
強剪定をせずに花後に花だけ切るだけにとどめたり古い枝を多く残すと、翌春は枝数が増えて樹勢が分散するので花は小さくなりますが多く咲きます。


病害虫の予防法

病害虫はほとんどつきません。


育て方のまとめ

新枝咲きで剪定はいつでも好きなように。




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