果実がついていない苗の発送になる場合がほとんどです。
冬になるとより鮮やかに葉が染まります。
● マンリョウ 紅孔雀の品種の特徴
万両の紅孔雀(べにくじゃく)は新芽が赤い赤芽の斑入り品種です。紫がかったピンクの斑が入ります。冬に赤い果実が実ります。冬の寒さで次第に葉色が赤く染まり、紅葉した葉も美しい品種です。
万両(マンリョウ)は百両などよりも丈が高くなり、多く実をつけるので、より縁起のよい名になった常緑樹です。お正月などに飾られます。
ぎざぎざの葉で隠すように色鮮やかな果実をつけます。果実は12月に成熟し、美しいです。翌年の初夏までついています。
別名:ハナタチバナ。サクラソウ科に分類されることもあります。
学名 |
Ardisia crenata ヤブコウジ科 ヤブコウジ属 |
別名 |
ハナタチバナ |
交配親 |
万両の偶発実生から選抜を繰り返した品種。 |
花色・大きさ・花形 |
中輪咲き |
果実の用途 |
観賞用 |
結果年数 |
1~2年 |
最終樹高 |
地植え:0.5m ~ 0.8m 鉢植え:0.5m ~ 0.8m (耐寒性常緑低木) |
最終葉張り |
0.3m ~ 0.5m |
栽培用途 |
鉢植え、寄せ植え、盆栽、下草、記念樹、プレゼント |
成長の早さ |
遅い (0.1cm/年) |
植栽適地 |
南関東~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:半日陰~日陰、耐陰性強い、 耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性普通 |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
マンリョウ 紅孔雀の育て方
植え方・用土
8月下旬~9月ごろ、4~5月が植え付けの適期です。鉢植えで冬越ししてから、春に庭に植えるのが良いでしょう。 半日陰の水はけの良い肥沃な土壌に植えます。直射日光がきついと葉が黄色や黒く焼けます。堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。ひどい寒さにあたると葉が灰色にへたるので注意です。
明るい日陰で木陰などが適しています。
水やり
土が乾いたらたっぷり与えてください。冬は根腐れしないよう水の与えすぎに注意です。
地植えでは雨任せで大丈夫です。
肥料のやり方
肥料は控えめのほうがこっつりと引き締まった株になります。多肥にならないように、葉色を伺いながら、2月ごろと8月下旬頃にリン酸やカリが多い目の肥料を施します。
剪定方法
剪定をしなくても放任して育てても自然な樹形になります。
その他栽培や性質の注意点
マンリョウは強い直射日光に当たったり、土が乾燥してしまうと、葉が枯れたり、実つきが悪くなってしまうことがあります。水やりはこまめに見てあげてください。
病害虫の予防法
目立った病害虫などはあまり発生しません。