ホルトノキの果実

● ホルトノキ 紅万灯の品種の特徴

紅万灯(こうまんどう)はとても可愛らしい房咲のピンク色の花を咲かせ、秋には青実がなります。
病害虫に強い植物ですが、10m以上に育つ性質があります。比較的成長は遅いので鉢植えや庭植えでも楽しめます。

庭木としてはあまり用いられないホルトノキ。他の常緑樹に比べて葉色が明るいので、庭の雰囲気が暗くなりにくいので洋風のお庭にも似合います。古葉が美しく紅葉し、明るい黄緑色の新葉との対比がとても美しく、初夏には花、秋には実が楽しめる観賞価値の高い樹木です。ちなみに実は食べられません。

学名
Elaeocarpus sylvestris var.ellipticus ホルトノキ科 ホルトノキ属
別名
モガシ、ズクノキ、ヒチジョウ、ハボソノキ、オランダノキ
開花時期
6~7月頃
花色・大きさ・花形
ピンク
香りの強さ
香りなし
収穫時期
11~12月
果実の用途
観賞用
最終樹高
地植え:10m ~ 20m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
栽培用途
鉢植え、地植え、シンボルツリー、庭木、公園、街路樹、並木
成長の早さ
遅い
植栽適地
関東以南
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた、
耐寒性やや強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
花言葉
夫婦の愛

ホルトノキ|紅万灯の育て方


植え方・用土

3~4月ごろが植え付け適期です。6月中旬でも大丈夫です。寒冷地は暖かくなってから植えます。比較的土質は特に選ばないので、花ひろば堆肥“極み”をよくすきこんだ土に植え付けるとよいでしょう。
鉢植えの場合は培養土「和み」で植えてください。


水やり

地植えの場合は特に必要ありません。真夏で何日も雨が降らない場合に様子を見て水やりする程度です。


肥料のやり方

肥料はあまり必要ありません。施肥するなら、寒肥として有機質の肥料を施します。


花芽の付き方

前年の枝の葉腋に花をつけます。


剪定方法

剪定は基本的に花後に行います。剪定後の回復が遅いので、一度に大量の枝を落とすような強剪定は避けます。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はあまりでません。




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