● カヤ 斑入りの品種の特徴

新芽が黄金色~ライムグリーンへと変化します。純白の房花が咲きます。

カヤ(榧)はイチイ科の常緑針葉樹で、成長は遅いものの寿命が長く1000年にも及びます。 光沢のある葉はイチイに良く似ていますが、先端が鋭く尖っています。この先端が棘のような葉が厄除けになること、実が食べられることなどから、古くから親しまれてきた樹です。
実は、花が咲いた翌年の秋にやっと熟します。炒って食べたり、砂糖漬けのお菓子などを作る他、油を絞ることができます。また、木材としても大変優秀で、高級な将棋盤やまな板などに使われてきました。
成長が遅く育てるのに時間がかかるため、かつて日本にも自生していたカヤは伐採され、カヤの材木は入手困難な幻の木となってしまったそうです。
※カヤは雌雄異株です。こちらの商品は雌雄の判別はしておりませんので、果実がつくかどうかわかりません。

学名
Torreya nucifera イチイ科 カヤ属
開花時期
4~5月頃
自家結実性
雌雄異株
最終樹高
地植え:15m ~ 30m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑高木)
栽培用途
盆栽、鉢植え、生垣、シンボルツリー
成長の早さ
遅い
植栽適地
東北南部~沖縄
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~日陰、
耐寒性やや強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

カヤ(榧) |斑入りの育て方


植え方・用土

移植や植え付けの最適期は、春になり気温が上がってきてからです。
土質を選ばずに育ちますが、やや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。堆肥や多めの腐葉土をすきこんだ土に植え付けしてください。


水やり

地植えの場合は、基本的には雨水のみで充分です。鉢植えの場合は、土が乾いたらたっぷり与えてください。


肥料のやり方

基本的に追肥の必要ありません。


剪定方法

剪定は春と秋に行ってください。萌芽力が強く刈り込みにも耐えるので生垣でご利用の場合も、お好みの形に仕立てられます。放っておけば30mもの大木になる樹木ですので、適当な高さで芯を止めて自然樹形にされることをお勧めします。


病害虫の予防法

病害虫はあまり心配いりません。風通しが悪いとアブラムシやカイガラムシが発生することがあります。




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