イワツルウメモドキ  2

● イワツルウメモドキの品種の特徴

鑑賞時期は秋~冬の実が色付く季節です。黄色く熟した実が弾けると赤い種子が現れます。とても色鮮やかで鑑賞価値が高い植物です。実はその色鮮やかさから、ドライフラワーにしてリース作りに利用されることもあります。
つる性なので、柵や棚などに這わせて育てると良いです。盆栽としても人気があります。
ツルウメモドキは雌雄異株ですが、イワツルウメモドキは両性花が咲き1本で実が付く品種です。

学名
Celastrus orbiculatus var. strigillosus ニシキギ科 ツルウメモドキ属
別名
オニツルウメモドキ(鬼蔓梅擬)
開花時期
5月頃~6月頃
花色・大きさ・花形
黄緑色
果実の用途
観賞用
自家結実性
1本でなります。(イワツルウメモドキは両性花が咲き1本で実が付く品種です。)
最終樹高
地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉低木)
最終葉張り
つる性
栽培用途
庭木、地植え、花壇、鉢植え、盆栽、ドライフラワーなど
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い、耐暑性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない

イワツルウメモドキ(岩蔓梅擬)の育て方


植え方・用土

基本的に移植や植え付けは10月~入梅までに行います。真冬の厳寒期は避けてください。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。適湿地が好きで、開花から結実期は水切れに注意します。『花ひろば堆肥極み』や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。日当たりを好みますが、直射日光が当たりすぎると葉焼けや乾燥を起こしやすくなるため、半日陰での管理をおすすめします。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。夏場など暑いときは水切れしないようたっぷりと水を与えてくだい


肥料のやり方

肥料は2月頃に化成肥料を与えます。鉢植えでは発酵油かすかもしくは緩効性化成肥料を置き肥します。


剪定方法

原則あまり剪定は必要ありません。結実がよくなると樹勢が落ち着き、結実がよくなります。樹形を乱す枝などは落葉時期に剪定をします。強く剪定をすると樹勢が強くなり、徒長枝が出やすくなり、実がつきません。ひこばえは見つけ次第切り落とします。


病害虫の予防法

風通し、日当たりがよいと病害虫はあまり心配いりません。カイガラムシが出たら冬にマシン油などで防除します。夏にハモグリガやハマキムシが発生したら消毒します。




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