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●品種の特徴
モッコウバラは非常に強健なつるバラです。常緑性でトゲはなく、病気や害虫がほとんどつかないので、初心者にもおすすめです。(黒星病に強い、うどん粉病に強い)
白モッコウバラは純白の2~3cmの小さな八重咲きの花を4~5月に咲かせます。黄八重モッコウバラは香りがほとんどありません。ちなみに、白モッコウバラの花には香りがあります。なので、数年前はモッコウバラは白が人気でしたが、最近2020年以降はどちらも人気です。
黄八重モッコウバラをいわゆるモッコウバラと呼ぶことが多いです。花は小さめの八重咲きで、淡い黄色。多花性で葉を隠すほどよく咲きます。
つるはよく伸び10m近く伸びます。自立しないのでフェンスやトレリス、壁面仕立ての際は、人工的に誘引してあげる必要はあります。誘引しないと、弓のようにツルが曲がって垂れ下がるようになります。
若木のうちは冬に葉が落ちるので、半常緑性とも言えます。2~3月のお届け苗は葉がかなり少ないです。
一般的なバラと異なり、葉は小さいです。照葉です。
日あたりから日陰まで良く育ちますが、日あたりの良いほうが花付きは良いです。北玄関でも育ちます。
寒さにはあまり強くないですが、関東以西の暖地では良く育ちます。寒冷地では冬に落葉します。

モッコウバラは極めて強健なので他のバラとはちょっと育て方が違います。剪定や肥料のやり方が違います。
他のつるバラと同じようにしているとモッコウバラの花が咲かないことがあります。
詳しくはページ下部の育て方の項目を熟読してください。


※写真のフェンス仕立ては黄八重モッコウバラです。

学名
Rosa banksiae lutea バラ科 バラ属
別名
ロサバンクシアルテア
開花時期
5月頃 (一季咲き)
花色・大きさ・花形
淡い黄色・小輪咲き(3cm位)・八重咲き
香りの強さ
☆☆☆☆ 微香
最終樹高
地植え:2m ~ 10m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性半常緑低木)
最終葉張り
2m ~ 10m つる性
栽培用途
フェンス、ボーダー、鉢植え、ポール、アーチ、壁面仕立て、パーゴラ、地植え
成長の早さ
樹勢が強い (200cm/年)
植栽適地
東北南部~沖縄
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~日陰、耐陰性強い、
耐寒性普通、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4月頃
トゲの大きさ
なし

黄 モッコウバラ (八重咲き) 原種系 CLの育て方


植え方・用土
日あたりから日陰まで良く育ちますが、日あたりの良いほうが花付きは良いです。
保水性、保肥力の良い水はけのよい土壌に植えてください。
地植えの場合は堆肥極みを良くすきこんだ土に植えます。鉢植えではバラの土(培養土)に植えてください。窒素肥料過多になると花が咲き始めるのが遅くなるので、植え付け時は肥料は控えたほうが良いと思います。
10~11月は植え付けのベストシーズンです。冬や春の植え付けでも大丈夫です。根はほぐさずにそっと植えてください。植え付け時は地上部を切り戻さなくても、切ってもどちらでも良いです。
鉢植えでは年中植え替えても大丈夫です。生育が早く根詰まりしやすいので、植え替えは2~3年に1回行います。できるだけ根を傷つけないように鉢増ししてください。時期は10~11月が最適です。


水やり
地植えでは水やりは不要。雨任せで大丈夫です。よほど雨が当たらない場所であれば、生育期の4~10月は土の湿りを見ながら、必要であればたっぷりと与えてください。
鉢植えでは生育期はたっぷりと。冬は土が乾いていなければ与えないようにしてください。


肥料のやり方
苗の大きさにもよりますが、モッコウバラは年数を経て成熟しないと花が上がってこないことがあります。肥料は控えるか少なくします。肥料が多いと枝や葉ばっかり茂って、花芽がつかないか、花が咲き始めるまで年数がかかります。樹勢を早く落ち着かせるために、剪定も肥料も控えめにします。


花芽の付き方
花芽は夏に出来て、翌春開花します。ということは9月以降にむやみに剪定すると花が咲かなくなります。


剪定方法
剪定の時期に注意です。
新しい枝が古い枝を覆うように育っていくと、日当たりが悪くなることと樹勢が強くなることで花が咲かなくなります。
剪定は7月ごろまでに行い、古いシュートを残して、新しい勢いのあるシュートを切ります。
勢いが衰え、小枝が出るようになり、花芽がつきやすくなります。

誘引も7月ごろに行います。遅れると夏についた花芽を何かのはずみで落としてしまうことも。


病害虫の予防法
気になる病害虫はありません。


増やし方
挿し木で殖やします。

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