●商品について
商品は接ぎ木ポット苗です。根鉢の部分も含め高さ約35cmです。根鉢の大きさは3.5号(直径10.5cmポット)です。
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1月に接ぎ木をして育成した春の1年生新苗です。穂木と台木が折れやすく、接ぎ木部分がはがれたり折れてしまうことがあります。接木テープが巻いてある場合は1年くらいはテープを取らないようにお願いします。
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● バラ カフェの品種の特徴
茶色を帯びた黄色から茶色に色がかわっていくユニークな品種です。
丸弁カップ咲きは半八重咲きか一重咲きか微妙。株が充実してくるとクォーターロゼット咲きになります。蛍光を発するような温かい花色。花色は日照時間や気温で変化します。花もちも良いです。花弁数は30枚くらいで、株が充実すると花弁数が増え、クォーターロゼット咲きになります。
奔放な樹形で次々と花を咲かせます。葉は濃緑色で半照り葉。半横張り性で樹高80cm~1m位まで生長します。
うどんこ病や黒点病に弱く、耐病性は良いとは言えませんが、他のバラにはない花の形と、アンティークな花色が人気のバラです。
フロリバンダローズはアメリカで名づけられた系統で、「花束」の意味です。木立の中輪咲きとも呼ばれます。ハイブリッドティーと花付き、耐寒性が良いポリアンサローズの交配で開発されたモダンなガーデンローズのグループです。
| 学名 |
| バラ科 バラ属 |
| 作出年・作出者 |
| 1956年 (ドイツ・コルデス社・Reimer Kordes) |
| 交配親 |
| (ゴールデングロー×R kordesii)×Lavender Pinocchio |
| 開花時期 |
| 四季咲き |
| 花色・大きさ・花形 |
| 茶色・中輪咲き(9cm位)・クォーターロゼット咲き(花弁数30枚くらい) |
| 香りの強さ |
| ★★★☆☆ 中香 ティー |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.9m ~ 1.2m 鉢植え:0.9m ~ 1.2m (耐寒性落葉低木) |
| 最終葉張り |
| シュラブ/横張り性 |
| 栽培用途 |
| 花壇、庭植え向き、地植え向き、鉢植え向き、プランター向き、ポール向き、低いフェンス向き |
| 成長の早さ |
| 樹勢が弱い |
| 植栽適地 |
| 東北地方以南~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★☆☆☆ やや難しい 日照条件:日なた、耐陰性弱い、 耐寒性普通、耐暑性普通 |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通 害虫:強い |
| トゲの大きさ |
| トゲは普通 |
| 花言葉 |
| 愛、美 |
バラ カフェ FL フロリバンダの育て方
植え方・用土
植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために鉢底石を鉢底に敷いてください。
水やり
庭植えは雨任せで大丈夫。鉢植えは春~秋の生育期は鉢土が良く乾いてからたっぷりと与えます。水やりは朝行います。夕方の水やりは光合成しないので枝が間延びして徒長して育ちます。夏の日中に水やりをする必要がある場合は、水で土を冷やす気持ちで普段よりも多めにたっぷりと水を与えてください。
肥料のやり方
四季咲きバラは多くの肥料を欲しがります。地植えでは12月下旬~2月上旬に寒肥、春肥として、有機肥料を与えます。1番花が終わった後の5月~6月にお礼肥(追肥)として、緩効性の化成肥料を与えます。夏の追肥(8月中~下旬)に緩効性化成肥料を与えます。
花弁が多くポンポン咲きの品種は肥料が多すぎると花が開ききらないボーリングになることがあります。また窒素分が多いとうどん粉病が出やすくなったり、病害虫に弱く育ちます。肥料の与えすぎに注意です。
剪定方法
フロリバンダはオールドローズやシュラブと同様、剪定にあまり神経を使いません。
冬の剪定(2~3月頃):弱剪定や中剪定をします。外芽や内芽は気にしなくても良いです。
初夏の剪定:花後の剪定。房咲きする1輪1輪を花がらつみします。房全体が咲ききったら、先端から10~15cmくらい、房ごと切ります。次の枝が伸びてくれる方向にある芽の上で切ります。生育中はこの繰り返し。
夏の剪定:弱剪定や中剪定を繰り返します。必ず枝に葉を残さないと秋に花が咲きません。
その他豆知識
近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。
病害虫の予防法
3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。



