●商品について
商品はポット大苗です。根鉢の部分も含め高さ約30cmです。根鉢の大きさは6号(直径18cmポット)です。

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気温が低くなり、苗がしっかりと締まった後で切り戻しをして畑から堀上げ、ポットに仮植されて販売します。落葉時期は葉がついておりません。

(休眠期にポット上げするため根が土をつかんでおりません。ポットをはずせば土がボロボロ落ちますが、品質は大丈夫です。)

ポットのままでも半年~1年栽培が可能ですので、寒冷地の場合は冬に受け取って、春に植えても大丈夫です。

晩秋~冬の休眠期は最小限しか水を欲しがりません。水の与えすぎによる根ぐされに注意してください。

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● バラ 薫乃の品種の特徴

ソフトベージュで中心がアイボリーを帯びた繊細なクリームピンクの花が、中心部を覆うようにしとやかに咲く様子が美しいバラです。花弁数は25枚くらいのカップ咲きです。
香りはダマスク系とティ系の混合したような甘さで素晴らしい。少し離れていても風に乗って漂ってくるさわやかで甘い強い香りです。透明感のある繊細な花弁とその香りは独特の存在感です。大きな花が房咲きでたくさん咲くので、天気が悪い日が続いても、香りを忘れさせないようにどこかで咲いてくる花です。
花名の「薫乃(かおるの)」は、芳しい薫りとその花姿の美しさから名付けられました。
葉は淡緑色です。コンパクトタイプのバラです。
2005年 JRC香り部門金賞

フロリバンダローズはアメリカで名づけられた系統で、「花束」の意味です。木立の中輪咲きとも呼ばれます。ハイブリッドティーと花付き、耐寒性が良いポリアンサローズの交配で開発されたモダンなガーデンローズのグループです。

学名
Rosaceae Rosa 'Kaoruno' バラ科 バラ属
作出年・作出者
2008年 (日本・京成バラ園芸・武内俊介)
開花時期
5~11月 (四季咲き)
花色・大きさ・花形
クリームピンク・中輪咲き(6cm位)・カップ咲き(花弁数25枚ほど)
香りの強さ
★★★★★ 強香 ダマスク系、ティー系
最終樹高
地植え:1m ~ 1.3m 鉢植え:1m ~ 1.3m (落葉低木)
最終葉張り
木立ち、直立性
栽培用途
鉢植え・プランター向き、花壇、地植え、庭植え向き、切花
成長の早さ
樹勢は普通
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★☆☆☆ 初心者には少し注意
日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、
耐寒性普通、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:強い
芽吹き時期
3~4月頃
トゲの大きさ
トゲが少ない
花言葉
(ピンクのバラ)上品、しとやか、暖かい心、恋の誓い

バラ|薫乃 大苗の育て方


植え方・用土

植え付け適期は10月から翌年の春、遅くても5月中には植えてあげましょう。他の時期でも植え付けは可能ですが、葉っぱが残っている時期は根鉢を崩さないようにそっと植えつけ、水切れさせないよう注意します。ふかふかの土が好きなので、地植えの場合は完熟堆肥を漉き込んで植えつけます(肥料分が入っていない場合は元肥もいれます)。鉢植えの場合は培養土を使用すると楽ちんです。スリット鉢でない場合は、排水性を良くするために鉢底石を鉢底に敷いてください。


水やり

庭植えは雨任せで大丈夫。鉢植えは春~秋の生育期は鉢土が良く乾いてからたっぷりと与えます。水やりは朝行います。夕方の水やりは光合成しないので枝が間延びして徒長して育ちます。夏の日中に水やりをする必要がある場合は、水で土を冷やす気持ちで普段よりも多めにたっぷりと水を与えてください。


肥料のやり方

四季咲きバラは多くの肥料を欲しがります。地植えでは12月下旬~2月上旬に寒肥、春肥として、有機肥料を与えます。1番花が終わった後の5月~6月にお礼肥(追肥)として、緩効性の化成肥料を与えます。夏の追肥(8月中~下旬)に緩効性化成肥料を与えます。
花弁が多くポンポン咲きの品種は肥料が多すぎると花が開ききらないボーリングになることがあります。また窒素分が多いとうどん粉病が出やすくなったり、病害虫に弱く育ちます。肥料の与えすぎに注意です。


剪定方法

フロリバンダはオールドローズやシュラブと同様、剪定にあまり神経を使いません。
冬の剪定(2~3月頃):弱剪定や中剪定をします。外芽や内芽は気にしなくても良いです。
初夏の剪定:花後の剪定。房咲きする1輪1輪を花がらつみします。房全体が咲ききったら、先端から10~15cmくらい、房ごと切ります。次の枝が伸びてくれる方向にある芽の上で切ります。生育中はこの繰り返し。
夏の剪定:弱剪定や中剪定を繰り返します。必ず枝に葉を残さないと秋に花が咲きません。


その他豆知識

近年の夏の暑さはバラにとっても大変な負担です。直射日光が当たらないように工夫するなど、バラが涼しく過ごせるような対策をしてあげましょう。葉っぱが黄色くなり始めたら夏バテのサインです。


病害虫の予防法

3月頃から病害虫の被害が増え始めます。植物の様子を見ながら適宜、薬剤などを使用します。特に、梅雨の湿気が多い時期や真夏の高温期は要注意です。




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