西洋ニンジンボクは夏にはこんな感じに育ちます。
5月ごろに芽吹いて育ちます。
● 西洋ニンジンボク 白花種の品種の特徴
初夏に咲く純白の花が特徴的な落葉低木です。
セイヨウニンジンボクは初夏に咲く落葉低木です。
ハーブの一種で、【チェストベリー】とも呼ばれています。樹勢強く、寒さや暑さにも強いので育てやすくておすすめです。花には芳香があり、葉にも香りがあり、開花期が比較的長いので、ず~っと花を楽しめます。風でこすれるとイイ香りを漂わせてくれます。葉は5~9枚の手のひら状になり、花のない時期でも楽しむことができます。
芝生のお庭に特に良く合います。
セイヨウニンジンボクは芽吹きが遅いので、枯れてしまったと思った頃に芽吹き始めます。
(科名:クマツヅラ科で分類される場合もあります。)
学名 |
Vitex agnus castus シソ科 ハマゴウ属 |
別名 |
チェストベリー |
開花時期 |
7~9月頃 |
花色・大きさ・花形 |
白・小輪咲き |
香りの強さ |
★★★☆☆ 中香 |
最終樹高 |
地植え:0.5m ~ 2.5m 鉢植え:0.5m ~ 2m (耐寒性落葉低木) |
最終葉張り |
0.5m ~ 1m 株立ち状 |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、切り花、花壇、寄せ植え |
成長の早さ |
早い (50cm/年) |
植栽適地 |
北海道~沖縄 |
育てやすさ |
★★★★★ 初心者に超おすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや強い、 耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない |
芽吹き時期 |
5月 |
トゲの大きさ |
なし |
花言葉 |
思慕、純愛、才能 |
西洋ニンジンボク(チェストベリー)白花種の育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。一番いいのは3月です。日当たり、水はけの良い火山灰質の軽い土が理想ですが、やせ地でも育つ丈夫な木です。堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。根が粗いので移植が難しい植物です。移植が必要ない場所に植えてあげてください。
鉢植えでも大丈夫です。園芸用の培養土で植えてください。
水やり
特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には、朝か夕方に水やりします。
鉢植えでは夏の暑い時期は水切れをおこしやすいので、たっぷりと水を与えてあげてください。
肥料のやり方
肥料は2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
剪定方法
自然と樹形は整うので、難しくはありません。剪定は落葉期に行います。花が咲いた枝を根元から切ります。5年に1回くらいは株の更新のために、地際近くまで切り戻しします。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。ときどきカミキリムシがつく場合もありますので発生したら捕殺します。
増やし方
「挿し木」や「株分け」で増やせます。挿し木の場合は4~7月頃、株分けの場合は12~2月頃に行います。