ナンキンハゼの実!和ろうそくの原料になるらしい…

● ナンキンハゼの品種の特徴

ナンキンハゼは、青葉・紅葉・果実と四季折々の表情が美しい樹木です。
丸葉がかわいらしく、青葉も魅力的ですが、秋になると赤~オレンジ~黄色に色づく紅葉は目を見張るものがあります。赤色、黄色、オレンジ、赤紫、緑色と、色とりどりでとても鮮やかです。紅葉した葉は押し葉にしても色が残りやすく、おすすめです。
暖かい土地を好むため、関東よりも南の地域での育成に最適です。耐寒性もあるため北の方でも育ちますが、あまり美しく紅葉はしません。
紅葉し始めるころに黒い実がはじけて白い実が顔を出し、完全に落葉しても白い実は枝に残ります。白い実だけの状態のものが実つきの枝ものとして流通し、ドライフラワーの花材にも利用されています。クリスマスリースに使われる白い実はナンキンハゼの実です。
別名:トウハゼ、カンテラギ、なんきんはぜ

学名
Triadica sebifera トウダイグサ科 ナンキンハゼ属
別名
トウハゼ、カンテラギ、なんきんはぜ
開花時期
5~7月頃
花色・大きさ・花形
黄色・・花穂
最終樹高
地植え:5m ~ 15m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉高木)
最終葉張り
7m 
栽培用途
地植え、鉢植え、学校、公園、街路樹、シンボルツリー、ドライフラワー
成長の早さ
早い (100cm/年)
植栽適地
北関東~九州
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい

耐寒性強い、耐暑性普通

耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
芽吹き時期
4~5月頃
花言葉
真心、心が通じる

ナンキンハゼの育て方


植え方・用土

水はけがよく、やや乾燥気味の土壌を好みます。
日当たりと風通しが良い場所に植えてください。
植え付け適期は厳寒期を避けた落葉期です。
成長が早いので、地植えの場合は広いスペースが必要です。


水やり

地植えでは基本的に降雨だけで十分です。鉢植えの場合は、土が乾いたら水やりをします。


肥料のやり方

ほとんど必要ありません。


剪定方法

成長が早いので、毎年剪定が必要です。
落葉期に不要な枝を根元から切って間引き、余分な小枝も減らします。


病害虫の予防法

イラガ、テッポウムシ、カメムシがつくことはありますが、病害虫に悩むことはほとんどありません。




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