

● キングサリの品種の特徴
金色の鎖のような花だからキングサリ。長い花房が垂れ下がるように咲きます。大きく育てて枝を横に這わせ、その下をくぐりたくなる木です。枝が柔らかいのでフェンスやアーチに誘引して育てることもできます。
マメ科の植物で乾燥にも強く、やせ地でも育つ丈夫な木です。満開の大株は素晴らしい!樹高は6m位まで生長します。
キングサリは有毒植物です。種に毒を含みますのでご注意ください。
| 学名 |
| Laburnum anagyroides マメ科 キングサリ属 |
| 別名 |
| 黄花藤(きばなふじ)、ゴールデン・チェーン |
| 開花時期 |
| 5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色・(20cm位)・房のように咲きます。 |
| 最終樹高 |
| 地植え:3m ~ 7m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性落葉中高木) |
| 最終葉張り |
| 3m ~ 5m |
| 栽培用途 |
| シンボルツリー、鉢植え、庭植え、地植え、記念樹、盆栽、花壇、寄せ植え、生垣 |
| 植栽適地 |
| 北海道南部~九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性やや弱い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:強い |
| 花言葉 |
| 哀愁の美、哀調を持った美しさ |
キングサリの育て方
植え方・用土
基本的に植え付けは10月 入梅までに行います。寒い地方では春植えします。日当たり、水はけの良い場所に植えます。やせ地でも育ち、土質は特に選びません。
バーク堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
鉢植えの場合は培養土で植えてください。
水やり
乾燥に強いものの植え付け2年は土が乾いたらたっぷりと与えてください。2年以上たったら水やりは必要ありません。
肥料のやり方
2月ごろに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。マメ科のキングサリは根粒菌が根に共生しており、窒素肥料分は自ら作り出します。チッソ系肥料は控えめでOK。
剪定方法
樹勢が強く、剪定せずに放任すると大株に生長します。枝を横に這わせるとシダレ咲く花がいっそう楽しめます。
樹形は乱れにくいので難しいことはありません。込み合う枝を間引く剪定や樹形を乱す枝を切り戻す程度で大丈夫です。
病害虫の予防法
病害虫はあまり心配いりません。
露地植えして株が育つと虫がついたことはないですが、小さい苗など力不足の場合は虫がつくこともあります。発生したら消毒します。
増やし方
挿し木や種まきで増えます。




