● ハナカイドウ 大花八重の品種の特徴
大花八重咲き品種のカイドウ。八重の大輪花で見ごたえがあり、とても清楚で美しい花を次々に咲かせ、お庭を春色に彩ってくれます。
咲き始めは紅色、開花するにつれてピンク色になります。
花姿は半開き状態で満開時でも少しおとなしく趣のある雰囲気を感じさせてくれます。その可憐な花姿が人気です。
記念樹やシンボルツリーとしておすすめします。
別名：カイドウ、花海棠、はなかいどうおおばなやえ
| 学名 |
| Malus halliana バラ科 リンゴ属 |
| 別名 |
| カイドウ、花海棠、はなかいどうおおばなやえ |
| 開花時期 |
| 4～5月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| ピンク・大輪咲き・八重 |
| 最終樹高 |
| 地植え：3m ～ 5m （耐寒性落葉小高木） |
| 最終葉張り |
| 2m ～ 4m 開張性 |
| 栽培用途 |
| シンボルツリー、記念樹、花壇、寄せ植え、盆栽、切花 |
| 成長の早さ |
| 早い （50cm/年） |
| 植栽適地 |
| 北海道南部～九州 |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件：日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性：普通につく 害虫：普通につく |
| 芽吹き時期 |
| 4月ごろ |
| 花言葉 |
| 温和、美人の眠り、灼熱の恋 |
大花八重カイドウの育て方
植え方・用土
基本的に移植や植え付けは10月～入梅までに行います。
東北以北では春植えをおすすめします。日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。半日陰でも育ちますが、花付が悪くなります。夏の強い西日は苦手なので西日が当たらない場所が良いです。
堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。
鉢植えでも大丈夫です。鉢植えの場合は果樹の土で植えると良いです。
水やり
庭植えであれば基本的に水やりは不要です。
鉢植えでは夏期に水切れしないよう、朝と夕方、十分に水を与えます。
肥料のやり方
晩秋から2月ごろまでに寒肥として油かすと腐葉土や堆肥を株周りに穴を掘り与えます。
花芽の付き方
夏に花芽分化します
剪定方法
徒長した枝や、不要な枝を整理する程度にします。
夏に花芽を形成するので、剪定は花後に行います。
病害虫の予防法
2月ごろまでに害虫予防の消毒として、石灰硫黄合剤を散布します。
うどん粉病と赤星病が出やすいので、日当たりがよく風通しが良い場所で育ててください。害虫は梅雨頃から出始めますので、発生したら消毒します。
