赤花のカラタネオガタマ 。バナナのような香りがあります。

● カラタネオガタマ ポートワインの品種の特徴

カラタネオガタマのポートワインは、赤みがかった小さい花を咲かせる常緑樹です。花の香りはバナナのような甘い香りがし、葉は小葉でつやがあり爽やかな印象です。香りが高いという特徴もあるため、ほかの品種よりも甘い匂いを感じ取りやすいかもしれません。
また、つぼみは茶色い毛に覆われており、葉柄には黄金色の毛がびっしりと生えます。
オガタマは新芽が出て葉が茂ると、古い葉は一斉に落葉するので、縁起の良い木とされています。

カラタネオガタマは中国南部を原産とするモクレン科の常緑樹です。渡来したのは江戸時代中期~明治初期頃とされています。寒さにやや弱いため、主に暖地の庭園などに植栽されてきました。「カラタネ」は「唐種(中国から来た種)」の意味で、日本に自生してきたオガタマノキと区別するために付けられました。
日本の在来種よりもコンパクトに育ち、枝葉が密で花つきも良いことから今では一般の家庭でも植栽されています。
花は1、2日でしぼんでしまいますが、次々咲くので10日くらいは楽しめます。花の時期は短いですが、甘ーいバナナの強香をもっています。花の数ほど実付きは良くありませんが、鮮やかなオレンジ色の実は華やか!秋のお庭を明るく彩ります。
名前は似ていますが「オガタマノキ」とは全くの別品種です。

学名
Michelia figo モクレン科 オガタマノキ属
別名
トウオガタマ、唐小賀玉、バナナノキ、バナナブッシュ、バナナツリー
開花時期
4~6月
花色・大きさ・花形
白に花弁の裏側と先端が赤・小輪咲き(2cm位)・一重咲き
香りの強さ
★★★★★ 強香 バナナのような甘い香り
収穫時期
10~11月
果実の用途
観賞用
最終樹高
地植え:3m ~ 5m 鉢植え:1m ~ 2m (常緑低木)
栽培用途
鉢植え、生垣、庭植え、工場緑地帯、学校、公園、花壇、切り花など
成長の早さ
普通
植栽適地
関東~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性やや弱い、耐暑性普通、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない
花言葉
畏敬の念、甘い誘惑



この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事