● ヒメヒイラギ アマミヒイラギの品種の特徴

「アマミヒイラギ」は、奄美大島湯湾岳特産のヒメヒイラギです。葉がとても小さくコンパクトにまとまるため、寄せ植えの材料として人気があります。※こちらのヒメヒイラギはあまり実が付かないようです。

「ヒメヒイラギ」は艶のあるトゲの葉が可愛らしい庭木です。ヒイラギと名前が付きますが、ヒイラギはモクセイ科、ヒメヒイラギはモチノキ科とまったくの別品種。メス木なら可愛らしい赤く丸い実がつきます!葉もごく小さくコンパクトにまとまるため、鉢植えとしても人気上昇中です。

学名
Ilex dimorphophylla モチノキ科 モチノキ属
開花時期
11月~12月
花色・大きさ・花形
最終樹高
地植え:0.8m ~ 1m 鉢植え:0.8m ~ 1m (常緑低木)
栽培用途
グランドカバー、鉢植え、盆栽、生垣、公園、庭園
植栽適地
関東以西~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★★☆ 育てやすい
日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんど出ない 害虫:ほとんどつかない
花言葉
用心深さ、先見の明、保護

ヒメヒイラギ アマミヒイラギの育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。真夏の植え付けでは水切れにご注意ください。寒冷地では真冬の植え付けは避けます。
日当たり、水はけの良い場所に植えます。土質を選ばない丈夫な木ですが、堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
日当たりを好みますが日陰でも育ちます。日当たりが悪いと葉が大きくなります。冬に一定の寒さに当てると葉色が紅葉します。また、軒下などで冬の寒風に当たりにくい場合紅葉があまりしません。


水やり

地植えの場合は根がついたあとは水やりの必要はあまりなく、よほど乾燥しなければ、基本的に降雨でよいです。ただし乾燥に弱いので、夏は乾燥しないように、水やりをしてください。鉢植えの場合は、土が乾いていたら水やりをしてください。


肥料のやり方

肥料はほとんど必要ありません。生育が悪い場合は、4~5月に油かすや骨粉などを与えます。寒肥は12月ごろに与えます。


剪定方法

放任しても樹形が整いますが、分枝がしにくい性質なので、切戻しで脇芽を出させてこっつりと仕立てます。剪定を控えると1本棒の貧弱な樹形になります。剪定は花後の1~2月に行い、葉の密生しているところのすぐ上で切ります。低く仕立てる場合は、小さな苗木のときから剪定を始めてください。伸びすぎて下葉がなくなったり、樹形が貧弱になってきたら、剪定をして仕立て直すと良いです。強く枝を切り戻しても大丈夫ですが、剪定する場合はすべての枝を切り戻しするようにします。切らない枝を残すと、切らなかった枝が喜んで育つので、剪定した枝に栄養が行かなくなって枯れ下がることがあります。


病害虫の予防法

病害虫はあまり心配いりません。冬に葉が凍傷で灰色になったり、赤く紅葉することがあります。


増やし方

実生、挿し木




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事