エニシダの苗

黄花エニシダ

● エニシダ 黄花の品種の特徴

キバナエニシダは細い枝を多数伸ばして、前年枝の葉腋に蝶のような形の花を咲かせます。枝びっしりに咲く姿はとても可憐で美しいです。鮮やかな黄色の花が輝くように株を包みます。黄花エニシダは常緑性です。もともと葉が小さいので落葉樹のようにも見えます。
「エニシダ」と言えば、この品種のことを言います。
枝葉の形はほうき形で、英名では「Broom(ほうき)」とも呼ばれます。

エニシダにまつわる逸話は多く、伝説の魔女が夜中にまたがって飛ぶほうきはこのエニシダの枝で、昔は実際にこの枝を束ねてほうきを作っていたそうです。

“エニシダ”の読みは、 オランダ語の「genista」(ヘニスタ)が語源といわれており、300年ほど前の江戸時代延宝年間にオランダから渡来したとされます。

聖母マリアが赤ちゃんの頃のイエスを抱いて逃げている時に、エニシダの草とすれる音でつかまりそうになった、との伝説があります。

イギリスの国章とみなされています。ヨーロッパでは重宝されており、つぼみは塩漬けでサラダの材料に使われるほか、屋根葺き材、衣服、紙、染料、薬用にも使われます。ただし、全草にアルカロイドがあり有毒です。適当に食べるのは絶対にやめましょう。

高浜虚子(たかはまきょし)の詩:「えにしだの 黄色は雨も さまし得ず」

別名:金雀児、ブルーム、金雀枝(エニシダと読みます)

明るく、温かい雰囲気の春の花。枝にびっしり咲きます。ひとつひとつの花はかわいいです。

※3~4月ごろ花屋さんの店頭に並んでいる黄色い花をつけた鉢花のエニシダは別種類です。矮性エニシダはヒメエニシダ(Cytisus × spachianus)と言い、寒さに弱く、本ページで販売している品種とは異なります。ヒメエニシダは屋外越冬はむつかしいのご注意ください。

乾燥地で無駄に水分が奪われないようエニシダの葉は小さく、その分、緑色の枝でも光合成が行われます。耐寒性があり、乾燥にも強く、やせ地でも育ちますが、寿命は10年ほどと短いです。

学名
Cytisus scoparius. マメ科 エニシダ属
別名
金雀児、ブルーム、金雀枝(エニシダと読みます)
開花時期
4月下旬~5月
花色・大きさ・花形
黄色・小輪咲き・蝶のような形
最終樹高
地植え:1.2m ~ 1.8m 鉢植え:1m ~ 1.8m (耐寒性半常緑低木)
最終葉張り
1m ~ 2m 箒状
栽培用途
鉢植え、地植え、庭植え、盆栽、目隠し、花壇、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、法面緑化、海浜緑化
成長の早さ
早い (40cm/年)
植栽適地
南東北~沖縄
育てやすさ
★★★★★ 育てやすい
日照条件:日なた、耐陰性普通、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない
芽吹き時期
4月頃
トゲの大きさ
なし

エニシダ
“黄花エニシダ”の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは11月~入梅までに行います。一番いいのは花後です。
日当たり、水はけの良い肥沃な土壌に植えます。乾燥地を好み、やせ地でも育つ丈夫な木です。
連作障害しやすいです。バーク堆肥や完熟の腐葉土をすきこんだ土に浅めに植え付けします。鉢植えでも大丈夫です。
乾燥に強い木です。雨が当たるような場所であれば、特に必要ありません。鉢植えは土が乾いたら与えます。


肥料のやり方

肥料は地植えではほとんど必要ありません。鉢植えでは早春と初秋に緩効性肥料を与えます。
マメ科の植物は菌根菌が根に共生して窒素分を自給できます。なので、チッソ系肥料は控えるようにしてください。


剪定方法

剪定はほとんど行いません。大きくしたくない場合は、枝抜き剪定で整えます。


病害虫の予防法

特に気になる病害虫はあまりでません。


増やし方

長雨などで突然枯れることがありますので種を取って後継株を育てていくと良いです。こぼれ種でも増えますし、種は10月に採取し、3月に蒔いてください。




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