● ガマズミの品種の特徴

ガマズミの樹高は2~3mほどに生長し、5~6月頃、直径5mmほどの香りのある白色の小花を、枝の先端に群生してたくさん咲かせます。小さな花が集まって咲く花序は直径5~10cmくらいになります。
縁にギザギザのある広い円形や卵型の葉で、葉は大きく8~10cm程度になります。自然な趣のある植物です。
花後には3~5mmくらいの小さな果実を付けます。秋に赤く色づきとても美しいです。果実は初めは酸味と渋みがありますが、初冬を迎える頃には表面に白っぽい粉を吹いた頃が食べごろで、甘くて美味しい木の実になります。野鳥が果実に寄ってきます。
果実にはビタミンCやポリフェノールも多く含んでおり、高血圧、動脈硬化の予防や、美肌効果が期待できます。果実は生食のほか、焼酎につけて果実酒にも利用できます。 ジュースや酢、ポン酢、ジャム、ゼリー、健康ドリンクなどに利用されています。

山に自生する雑木ではありますが、ガマズミは春に咲く白色の花、晩夏から観賞できる赤い果実、秋の紅葉と、四季を通して楽しめる花木です。日あたりが悪いと花が咲きにくくなります。

ガマズミは、日本から中国に分布する落葉低木です。日本では、北海道から九州までの全土で自生しています。

学名
Viburnum dilatatum スイカズラ科 ガマズミ属
別名
ビバーナム、アラゲガマズミ、カリンカ、ヨツミズ、ヨシヅミ、ヨソゾメ、シモフリ、イヨゾメ、カメガラ、シモフリグミ、スズミ、ソゾミ
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
白・小輪咲き(10cm位)
香りの強さ
独特の臭い
収穫時期
9~10月
果実の大きさ
4~5mm
最終樹高
地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木)
最終葉張り
1m ~ 2m 
栽培用途
記念樹、寄せ植え、目隠し、花壇、鉢植え、盆栽、学校、公園 など
成長の早さ
普通
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日なた~半日陰、
耐寒性強い、耐暑性強い、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
耐病性:強い 害虫:強い
花言葉
結合、私を無視しないで、私を見て

“ガマズミ”の育て方


植え方・用土

基本的に植え付けは10月~入梅までに行います。寒冷地では真冬の植え付けは避けます。
日当たりが良く、水はけの良い肥沃な土壌を好みますので、堆肥腐葉土をすき込んだ土に植えつけてください。乾燥が苦手なので、夏の高温期はマルチングをするなどの対策が必要です。
鉢植えでは和み培養土で植えるか、果樹の土で植えてください。


水やり

雨が当たる環境で地植え(露地栽培)の場合、よほど乾く場所でなければ水やりは必要ありません。鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。


肥料のやり方

ほとんど必要ありません。施すのであれば、花後と紅葉後に緩行性の化成肥料を株元に与えてください。堆肥をすき込む程度でも充分育ちます。


剪定方法

剪定はほとんど必要ありません。樹形が乱れてきたら整理する程度で大丈夫です。長く伸びすぎた枝や、花が付かなくなった古い枝を、枝元から切って風通しをよくすと、害虫予防にもなります。剪定の適期は花後の5~6月です。


病害虫の予防法

病害虫はほとんど心配いりません。基本的に丈夫な植物ですが、風通しが悪いとカイガラムシが発生することがあります。乾燥が原因でハダニが発生することもあります。




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