
サギナ スコッチモス

サギナ スコッチモス 明るい黄緑の葉色

● サギナ アイリッシュモス/スコッチモスの品種の特徴
「アイリッシュ モス」はサギナの緑葉種です。
「スコッチ モス」はサギナの黄緑葉種です。
苔のようなあまりにもかわいい見た目なので、ついつい放っておけずに触りたくなり、可愛がってしまいます。ふわりとした優雅な手触りから「モフリッチ」の流通名もあります。
サギナは名に「アイリッシュ モス」「スコッチ・モス」などとありますが苔の仲間ではありません。ナデシコの仲間です。
小さな茎と葉が密に茂ってマット状に育つ植物で、観葉植物や寄せ植えの素材として出回ります。
初夏に咲く5弁の白花は非常に小さいです。葉は短めの茎から細長い葉が密に生え、独特の見た目になります。株はほふくして横に広がるように伸びます。暑さに弱く高温多湿が苦手なので、寒冷地以外では鉢植え栽培をおすすめしています。もともとはアイスランドからスペイン、スウェーデンやルーマニアなどの乾燥した砂砂利土壌に自生しているため耐乾性・耐寒性が非常に高い植物です。耐陰性もあるので、屋内で明るい場所でも育ちます。日陰だ葉色が濃くなり、と間延びしたりします。
| 学名 |
| Sagina subulata ナデシコ科 サギナ属 |
| 別名 |
| モフリッチ、パールワート |
| 開花時期 |
| 晩春~夏 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 白・極小輪咲き・一重5弁咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:m ~ 0.1m 鉢植え:m ~ 0.1m (半常緑多年草) |
| 最終葉張り |
| m ~ 0.3m 這うように育つ |
| 栽培用途 |
| 観葉植物、鉢植え、庭植え、寄せ植え、下草、グランドカバー、ボーダー、花壇など |
| 植栽適地 |
| 本州 |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性やや強い、 耐寒性やや強い(-5度)、耐暑性普通、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 可憐 |
サギナ アイリッシュモス/スコッチモスの育て方
植え方・用土
日当たりのよい場所から半日影を好みます。比較的乾燥した環境を好み、ジメジメは苦手なので水はけのよい土に植えます。庭植えの場合は腐葉土を少なめに漉き込んだ土に植えます。鉢植えでは水はけのよい培養土和みに植えます。
1~2年に1回は植え替えをします。植え替えの時期は春と秋です。
梅雨から夏の間は雨の当たらない場所の方が綺麗に葉を保てます。耐陰性もあるので、屋内で明るい場所でも育ちます。日陰だ葉色が濃くなり、と間延びしたりします。
夏の高温多湿期は苦手で葉焼けしたり枯れたりすることがあるので、半日影の風通しのよい場所で管理したいです。40度近いときは日陰に移動してください。
水やり
意外と耐乾性があり、多湿を嫌うため鉢土が乾いてから水を与えます。夏の高温期は涼しくなってから与えると良いです。乾燥気味で大丈夫です。
温度が10度以下のときは土が感染に乾いてから2~3日後に水やりをします。乾燥させるほうが寒さに強くなります。
水やりの回数を減らして葉が落ちるようであれば、水やりの回数を増やしてください。
アブラムシやハダニ予防になるので、2週間に1回程度は葉水してください。
肥料のやり方
地植えでは特に必要ありません。鉢植えでは、早春と秋に秋に緩効性化成肥料を控え目に与えます。
剪定方法
茎が伸びすぎたら切り戻しましょう。放任すると茎が重なりあって蒸れやすくなります。特に花後~梅雨前にはしっかりとお手入れを。
病害虫の予防法
ほとんど発生しません。
増やし方
株分け、挿木




