アクイレギア ローズバローの花2021年5月18日撮影

● アクイレギア ローズバローの品種の特徴

アクイレギア ローズバローは、キンポウゲ科の宿根草で「西洋オダマキ」の八重咲き品種。
初夏から夏にかけてクリアピンクの優しい色合いの花を咲かせます。花は形の整った剣弁八重咲きで切り花に向きます。高性種で、ボーダーや切花に向く魅力的な品種です。
耐寒性・耐暑性が強く、半日陰でも栽培できます。花は大きく切り花としても使えます。日向から半日陰の水はけのよい場所を好みます。

アクレイギアは、別名西洋オダマキとも呼ばれています。オダマキの仲間は、もともと雑種ができやすく、極めて多彩な園芸種が存在しており、多くは品種名ではなく、色で判別する形で流通しています。
西洋オダマキは、日本原産のミヤマオダマキよりも丈夫で育てやすいです。

バローシリーズは、丈夫な花茎がしっかり立ち、たくさんの花を上げ、姿の美しさと性質の強健さを合わせ持った西洋オダマキです。

学名
Aquilegia vulgaris plena ‘Rose Barlow'' キンポウゲ科 オダマキ属
別名
セイヨウオダマキ
開花時期
5~6月
花色・大きさ・花形
ピンク・(3cm位)・八重咲き
最終樹高
地植え:0.6m ~ 0.9m 鉢植え:0.6m ~ 0.9m (耐寒性落葉多年草)
栽培用途
鉢植え、地植え、花壇など
植栽適地
日本全国
育てやすさ
★★★☆☆ 初心者におすすめ
日照条件:半日陰、耐陰性強い、
耐寒性強い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:普通 害虫:普通につく
花言葉
思い出の恋人、愚か、勝利の誓い

アクイレギア バロー ローズバローの育て方


植え方・用土

午前中は日なた、午後は明るい日陰になる場所で栽培します。7月から9月上旬の間は30~40%の遮光下に置いて葉焼けや高温障害を防ぎます。冬は北風が当たらないような場所に置きます。庭植えにする場合は、10~20cm盛り土した上に植えます。
毎年、または1年おきに行います。適期は芽が出る直前の2月から3月の上旬です。実生苗は成長に合わせて時期を問わず植え替え(鉢増し)を行います。その際、太いゴボウ状の根は傷つけないように注意しましょう。


水やり

表土が乾いたら十分に与えます。庭植えの場合は、晴天が続いて乾燥していないかぎり必要ありません。


肥料のやり方

植え替えの際に、元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性化成肥料を、4号鉢で三つまみ施します。3月から9月は、週1回、液体肥料を1500~2000倍に薄めて施します。真夏の間は3000倍程度にしたほうが無難です。


花芽の付き方

アクレイギアは、寒さに当てないと花芽がつきません。


その他豆知識

花がら摘み・花茎切り:タネをとる目的がないなら、大部分の花が咲き終わった段階で花茎を切り取ります。どこで切っても問題ありませんが、根元の葉は残しておきましょう。


病害虫の予防法

梅雨の時期に、うどんこ病が発生しやすいです。梅雨前に消毒や風通しを良くしておくなど対策を行います。それでもかかってしまった時は、病気の葉は全て取り除きます。
ヨトウムシは夜間に現れ、葉や若い蕾を暴食します。5月前後と9月前後の春秋2回を中心に発生し、温暖な地域では1年中発生する場合があります。ハダニは暑くなる夏を中心に発生し、葉が白くかすれたようになります。


増やし方

株分け、タネまき(6月から7月に採取したタネを、冷蔵庫で保管して翌年の2~3月上旬にまきます。こぼれ種でもたくさん増えます)




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事