● ゲウム コイの品種の特徴
コイは鮮やかなオレンジ色の花が咲きます。コンパクトな品種で花茎も短く花つきも良いです。
耐寒性は強く、冬はロゼット状で越冬します。
ゲウムはバラ科の宿根草で「ダイコンソウ」の仲間です。極度の乾燥と高温を嫌いますので、低暖地で植え込む際は西日の当たらない半日陰に植え込むことをお勧めします。
学名 |
Geum coccineum koi バラ科 ダイコンソウ(ゲウム)属 |
別名 |
ベニバナダイコンソウ |
開花時期 |
5~8月頃 |
花色・大きさ・花形 |
オレンジ・小輪咲き・一重平咲き |
最終樹高 |
地植え:0.25m ~ 0.4m 鉢植え:0.25m ~ 0.4m (耐寒性半常緑多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、花壇、切り花、工場緑地帯、学校、公園、ゴルフ場、グランドカバー、ロックガーデン、ボーダー |
植栽適地 |
東北~九州 |
育てやすさ |
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性普通、 耐寒性強い(-10度)、耐暑性普通、耐乾性普通 |
耐病害虫性 |
耐病性:普通 害虫:普通 |
ゲウム “コイ”の育て方
植え方・用土
日当たりがよく湿った排水性のよい場所に植えつけます。鉢植えの場合は腐葉土:鹿沼土を2:3程度に混ぜて植えつけてください。高温多湿に弱く、暑いと株が弱りやすいので、西日の強い場所は避けて、できれば半日陰で育てるとよいです。耐寒性がありマイナス10度までは露地で冬越しできます。雪で埋まっても問題ありません。
水はけを良くしたいので、鉢植えでは山野草の土や鹿沼土を多めの土で植えてください。
水やり
乾燥しすぎると葉焼けしたり、株が弱るので、土が乾いたらたっぷりと水やりをしてください。高温多湿の蒸れにも弱いので、夏は水の与えすぎに注意です。
肥料のやり方
春と秋に化成肥料を少量与えます。夏の高温期に肥料が残らないようにしてください。
剪定方法
特に剪定をする必要はありません。花が咲き終わったら、株の消耗を避けるために、こまめに花がらを摘んでください。
病害虫の予防法
アブラムシやヨトウムシがつくことがあります。
込みすぎたり過湿で灰色かび病が出ることがあります。
増やし方
春先に株分けして殖やせます。