アンチューサ アズレア 1

● アンチューサ アズレアの品種の特徴

ムラサキ科の宿根草で初夏から夏にかけて鮮やかなブルーの花を咲かせます。直立性で草丈は高くなり、シンボルプランツになります。日当たりのよい肥沃な場所を好みます。乾燥した酸性土壌でよく育ちます。

アンチューサは高温多湿に弱いので、多年草ですが、日本では二年草扱いです。水はけを良くし、風通しを良くして育てれば、夏越しもしやすいです。夏に冷涼な地域では大株に育つと見事に咲きます。こぼれ種でよく増えますので、翌年もそこら辺からまた生えてきたりします。

学名
Anchusa azurea ムラサキ科 ウシノシタグサ属
別名
ウシノシタグサ、アレチウシノシタグサ
開花時期
4月~6月頃
花色・大きさ・花形
青・小輪咲き(2cm位)
最終樹高
地植え:0.9m ~ 1.5m 鉢植え:0.9m ~ 1.5m (耐寒性半常緑多年草)
最終葉張り
0.5m ~ 0.7m 直立性
栽培用途
庭植え、花壇、鉢植え、グランドカバー、寄せ植え
植栽適地
北海道~九州
育てやすさ
★★★★☆ 初心者におすすめ
日照条件:日向~半日陰、土壌酸度:弱酸性
耐寒性強い、耐暑性やや強い、耐乾性強い
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

耐寒性多年草|アンチューサー アズレアの育て方


植え方・用土

植え付けは秋~春植えがおすすめです。春~初夏の植え付けでは根を崩さずに植えてください。やせ地を好み、弱酸性土壌を好みます。高温多湿を嫌うので、鹿沼土を混ぜて水はけのよい土で育ててください。乾燥気味のやせ地のほうが良く育ちます。肥沃な土壌だと倒れやすくなります。
夏は半日陰~日陰か午前中の日当たりの場所が良いです。
鉢植えだと水はけのよいブルーベリーの土などに植えるとよいです。


水やり

乾燥にも強いので、雨が当たる場所であれば、水やりは特に必要はありません。


肥料のやり方

肥料は必要ありません。土が肥えていると葉が大きくなり、花が咲きにくくなります。


剪定方法

花は必ずしも観賞価値があるとは限らないので、花茎が伸び始めたら切り落としても良いです。花が終わったあとの花茎に種がつき、それもまた風情があります。
寿命は長いので株分けしなくても長く楽しめます。増やす場合は株分けで増やします。時期は秋と春の彼岸頃で、株をハサミで丁寧に切り分けます。太い根はなるべく切らずに腐った根を取り除き、それぞれの芽になるべく多くの根を残すようにします。実生(種)でも増えますが、斑が消えたりして原種に戻ることが多いです。


病害虫の予防法

気になる病害虫はあまりありません。




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