

● ピットスポルム クラッシフォリウムの品種の特徴
クラッシフォリウムはつやのある美しい葉が特徴。やや大きめの肉厚の葉とシルバーの枝のコントラストが印象的な品種です。やわらかな雰囲気で寄せ植えやガーデニングの素材に、また鉢植えや花材としても楽しめます。
「ピットスポルム」は日本でいうトベラのこと。ニュージーランド原産のトベラ属の常緑低木で、花や実、葉の美しさを楽しめる庭木です。品種によっても異なりますが、やや耐寒性があるので温暖や平野部なら地植えが可能。一年中美しい葉が楽しめます。※冬季は寒さの影響で葉に斑点などが生じている場合があります。
| 学名 |
| Pittosporum crassifolium トベラ科 トベラ属 |
| 開花時期 |
| 5月頃 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 暗赤色・極小輪咲き |
| 最終樹高 |
| 地植え:2m ~ 3m 鉢植え:1m ~ 2m (半耐寒性常緑低木) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、寄せ植え、観葉植物など |
| 植栽適地 |
| 関東以南~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能) |
| 育てやすさ |
|
★★★☆☆ 育てやすい 日照条件:日なた~半日陰、耐陰性強い、 耐寒性やや弱い(0度)、耐暑性強い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:普通につく 害虫:ほとんどつかない |
| 花言葉 |
| 飛躍、偏愛、慈しみ |
ピットスポルム|クラッシフォリウム ポット苗の育て方
植え方・用土
春と秋は西日が当たらない日当たりから半日蔭で、夏は高温にならないような半日蔭の風通しのよい場所にします。冬は霜が当たらない場所が良いです。三重県では一応露地越冬しましたが、寒さはやや心配です。耐陰性もありますので、半日陰なら十分育ちます。
オージープランツなので多湿は苦手です。根腐れしないよう、水はけが良く、有機質に富んだやや湿り気のある土を好みます。堆肥、腐葉土を掘り起こした土に混ぜて、土壌改良をした土を使って植え付けてあげて下さい。
鉢植えでは水はけの良い培養土和みに植えてください。
水やり
土の表面が乾いたらたっぷり与えます。夏は水切れを起こさないように注意して、水は朝か夕方の涼しい時間帯に与えて下さい。冬は乾燥したら暖かい日の午前中に与えてください。
肥料のやり方
植え付け時の肥料は不要ですが、追肥は開花後と9月下旬に緩効性化成肥料の元気玉を与えます。
剪定方法
特に剪定は必要ありません。樹形を乱すような邪魔な枝は剪定して取り除いてあげて下さい。枝を整理しなくても樹形は自然にまとまります。
病害虫の予防法
特に気になる病害虫はあまりでません。
増やし方
繁殖は挿し木でよく発根します。




