


● ディル ディルの品種の特徴
中空の茎が直立し、株はあまり横に広がりません。葉は羽状複葉で糸状です。茎頂に小さな黄色の小花を傘状につけます。
軽やかな辛みのある葉は、魚、酢、ピクルスなどと相性がよく、特にスカンジナビア料理によく使われています。刻んだ生葉を使うサーモンマリネは日本でもよく知られています。
| 学名 |
| Anethum graveolens セリ科 イノンド属 |
| 別名 |
| ヒメウイキョウ、時蘿(ジラ)、イノンド |
| 開花時期 |
| 5月~7月 |
| 花色・大きさ・花形 |
| 黄色 |
| 最終樹高 |
| 地植え:0.6m ~ 1m 鉢植え:0.6m ~ 1m (一年草) |
| 栽培用途 |
| 鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど |
| 植栽適地 |
| 日本全国 |
| 育てやすさ |
|
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性-、耐暑性弱い、耐乾性強い |
| 耐病害虫性 |
| 耐病性:強い 害虫:普通につく |
| 花言葉 |
| 知恵 |
ディル|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりの良い風通しと水はけが良い場所を好みます。同じセリ科のフェンネルと同じ場所で育てると交雑しやすいので、植え付け場所に注意しましょう。ディルは、直根性のため(植え替えに極端に弱い)、直播が最適ですが、苗を植え付ける場合は、根を崩さないようにそっと植え付けます。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。水切れを起こさないように注意しましょう。
肥料のやり方
元肥に緩効性肥料を与えます。追肥も同じく緩効性肥料を月に1~2回与えます(真夏は除く)。
剪定方法
草丈が20cmくらいにまで成長したら、新芽を先を摘み取る摘芯作業を行い、脇芽を伸ばしていきます。花が咲くと、葉が固くなるため、食用にする場合は、咲く前に刈り取ります。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
種まき




