● ワレモコウ サラダバーネットの品種の特徴
サラダバーネット(オランダワレモコウ)はサラダやスープの香りづけ、ハーブティー、チーズやバターの風味づけなどで楽しめます。日本に自生するワレモコウソウの仲間で、生育環境さえ合えばとても育てやすいハーブです。
学名 |
Sanguisorba minor バラ科 ワレモコウ属 |
別名 |
ガーデンバーネット、オランダワレモコウ |
開花時期 |
5~6月 |
花色・大きさ・花形 |
緑 |
最終樹高 |
地植え:0.3m ~ 0.7m 鉢植え:0.3m ~ 0.7m (耐寒性落葉多年草) |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、寄せ植え、グランドカバー、ボーダー、花壇、切り花など |
植栽適地 |
本州 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い、耐暑性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:やや強い 害虫:普通につく |
花言葉 |
変化、移り行く日々、物思い、愛慕 |
サラダバーネット|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりと風通しの良い場所と湿り気のある土壌を好みます。
生育が旺盛ですので、鉢植えで管理する場合は1~2年に一度植え替えをします。丈夫ですので、その際株分けして増やすことも可能です。大きくしたくない場合は、株を整理するにとどめます。地植えする場合は、30~50cmくらいの間隔で植え付けましょう。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根着いてしまえば水やりしなくても大丈夫ですが、夏場の高温期などはハダニ防止のため朝に葉水を与えます。葉が固くなるようならこまめに与えるようにしましょう。
肥料のやり方
春の成長期に株周りに追肥しましょう。
剪定方法
咲き終わった花茎は、適宜根元から切り戻しましょう。こうすることで、新しい葉が次々と出て来ます。花が咲くと、葉が固くなるため、葉を食用にする場合は、花は早めに摘み取ります。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し木、株分け