● キャラウェイ キャラウェイの品種の特徴
古くより香味植物として栽培されてきたハーブで種子、葉を利用します。
甘い香りと、カムとスッキリした爽やかな味がし、食欲を増進させて消化を助ける働きがあります。
学名 |
Carum carvi セリ科 キャラウェイ属 |
別名 |
ヒメウイキョウ、カルム、キュンメル |
開花時期 |
6~7月 |
花色・大きさ・花形 |
白・・小さな花が集まって咲く |
最終樹高 |
地植え:0.3m ~ 0.8m 鉢植え:0.3m ~ 0.8m (耐寒性常緑多年草) |
最終葉張り |
m ~ 0.3m |
栽培用途 |
鉢植え、庭植え、寄せ植え、花壇、切り花、グランドカバー、ボーダーなど |
植栽適地 |
関東以南 |
育てやすさ |
★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、 耐寒性強い(-10度)、耐暑性やや弱い、耐乾性強い |
耐病害虫性 |
耐病性:普通につく 害虫:普通につく |
花言葉 |
迷わぬ愛、強い心 |
キャラウェイ|ポット苗の育て方
植え方・用土
日当たりと水はけの良い、肥沃な土壌で育てましょう。根が痛みやすいので、種を蒔く際は、直播し間引きで株間(目安としては20cm間隔)を整えます。苗を植え付ける際は根をいじらないよう注意しましょう。直根なので、鉢植え管理をする際は深めのものを選択します。
水やり
鉢植えは土が乾いたらたっぷりと与えます。地植えは根付いてしまえが特に水やりする必要はありません。冬は地上部が枯れ休眠状態になるため、鉢植えも乾燥気味に管理します。
肥料のやり方
肥料は植え付けるときに、元肥として堆肥を多めにすき込んでおきましょう。根を極力触らないようにするため、追肥は液肥や置き肥を使用すると良いでしょう。
病害虫の予防法
日頃の観察が大切で、害が広がらないように早めの防除や対策を心がけて下さい。環境や種類選びによってもかなり減らすことができます。また、同一品種を多く植えるのではなく、いろいろな品種にハーブなどを加えて混植することも対策の一つです。
※害虫よけには、「ニーム核油かす」を適量お使い下さい。
(1.適材適所)
植物を健康に育てるためには、環境に適したものを植えることが大切です。 住んでいる地域の気候の特徴を考え、庭の日照、風通、排水性などを考慮し、無理なく育つ植物を選びます。
※排水性UPには「パーライト」をご使用下さい。保水性UPには「腐葉土」をご使用下さい。
(2.連作をしない)
同じ種類の植物を同じ場所に何年も植えていると、連作障害を起こすとともに、その植物に被害を及ぼす同一の病害虫の密度が高まります。
(3.水やり、肥料の過多(特にチッ素肥料))
軟弱に育ち、病気に対する抵抗力がなくなります。株間を適切にとり、切り戻しや間引きなどを行い、日当りと風通しを良くすることが大切です。
(4.花がらをこまめに摘み取る)
花がらが茎葉に付着した状態で雨に当たると、灰色かび病(ボトリチス病)を発生させます。花がらをつけておくと種がつき、株も消耗します。なるべく早く摘み取ります。
(5.雑草を放置しない)
雑草は風通しや株元への日照を妨げ、病害虫を発生しやすくするだけでなく、土壌の養分も横取りします。
増やし方
挿し芽、種まき、株分け