● 金稜辺 キンリョウヘンの品種の特徴

金稜辺(キンリョウヘン)は長さ20~30cmの細い葉をもち、葉よりも低い位置にアーチ型の花茎を伸ばして、春に20輪くらい花を咲かせます。花の香りに誘われて、ニホンミツバチが集まります。西洋ミツバチには効果がありません。
寒さには弱いのですが、蘭の仲間では寒さに強く、関東以南の暖地では霜に当たらない場所であれば越冬します。ランのなかでは育てやすい種類で、性質も丈夫です。過保護にしないほうが良く育ちます。

キンリョウヘンのよくある質問
Q: キンリョウヘンにミツバチが来ないのはなぜですか?
A: 花の蜜を集める働き蜂はキンリョウヘンには集まりません。 キンリョウヘンに引き寄せられるのは、分蜂した群れが新しい巣を探すときに活動する「探索蜂」だけです。 このため、周りの花にニホンミツバチが訪れていても、キンリョウヘンには全く蜂が来ないこともよくあります。
ニホンミツバチの分蜂は地域によって異なり、九州の暖地などでは3月中旬から始まります。4月上旬に分蜂する地域も多いですが、キンリョウヘンの開花は4~5月です。分蜂の時期に花が咲いていなければ、キンリョウヘンの効果が発揮できません。キンリョウヘンは開花を促すために一度寒さに当てる必要があります。11月初め~中旬、霜が降りる前までは屋外で管理して寒さを体験させます。寒さに十分当てれば早く開花しやすくなります。花が多すぎると開花が遅れますので、1バルブにつき1芽程度に芽かきして減らすと4月上旬に咲きやすくなります。

キンリョウヘンは中国原産のランで、小型のシンビジュームの一種です。

学名
Cymbidium floribundum ラン科 シュンラン属
別名
ミツバチラン(蜜蜂蘭)
開花時期
4~5月
最終樹高
鉢植え:m (耐寒性常緑多年草)
栽培用途
鉢植え
植栽適地
関東以西(太平洋側)~沖縄(鉢植えでなら全国で栽培可能)
育てやすさ
★★★☆☆ 育てやすい
日照条件:日なた、
耐寒性やや強い(5度)、耐暑性普通、耐乾性やや弱い
耐病害虫性
 

金稜辺 (キンリョウヘン)の育て方


植え方・用土

植え替えは花後すぐ~5月下旬までに行います。
水性と通気性に優れた、水持ちの良い土が適しています。土質はあまり選びません。市販のシンビジューム用の土か洋ラン用バークや、鹿沼土・軽石・赤玉土の混合土が最適です。


水やり

春と秋は表土が乾いたら与えます。初夏から夏は水をたっぷり与えます。冬は1週間に1回程度に控えます。


肥料のやり方

4~6月は置肥を月に1回程度与え、7~10月は薄めの液肥を1週間に1回程度与えます。冬は肥料は与えません。


花芽の付き方

9~10月には新芽がたくさん伸びて、花芽は11月くらいにはすでに発生しています。
開花を促すために一度寒さに当てる必要があります。


その他豆知識

日当たりと温度が開花のスイッチです。11月初め~中旬、霜が降りる前までは屋外で管理して寒さを体験させます。低温に当てるのが不十分だと開花が遅れます。開花を遅らせたい場合は、早めに室内に取り入れるとよいです。
霜が降りる前に屋内に移動させ、日当たりの良い場所で育ててください。日当たりが悪いと蕾が開かずに落ちてしまうことがあります。また、暖かすぎない場所で育ててください。最低気温が15度くらいまで下がる場所が良いです。暖かすぎると蕾が落ちてしまうことがあります。寒さに弱くはないので、玄関などの夜に冷える場所でも大丈夫。

5月以降は日当たりと風通しが良い場所で育ててください。真夏は30~50%の遮光できる環境で育てます。


病害虫の予防法

風通しが悪い乾燥した場所だとハダニが着くことがあります。蕾がべとべとしているのは蜜を出しているだけなので、病気ではありません。この蜜にアブラムシが集まることがあるので見つけ次第殺虫剤で駆除してください。




この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事