● アスパラガスの品種の特徴

アミノ酸の1種であるアスパラギン酸を多く含むことから、この名前があります。
学名の”officinalis”は「薬用の」という意味で、グリーンアスパラには、ビタミンA・B1・B2・C・Eを多く含みます。食用としても楽しめますし、きれいなので観賞用でも楽しめます。

アスパラガスは、苗を植えつけてから1年目は収穫せずに株を大きくするため、2年目から収穫時期です。2年目の4月~6月に新芽が20cmほど成長したら収穫します。
アスパラガスは、大きな株にすることで美味しくて太いアスパラガスを収穫することが出来ます。寿命は10年以上ですので、1株育てると10年以上収穫できます。

植え付け時期は10月中旬~5月中旬です。収穫時期は5月上旬~7月下旬です。生育適温は15~20℃で、30℃以上では生育が衰え、5℃以下では休眠に入ります。

学名
Asparagus officinalis キジカクシ科 クサスギカズラ属
最終樹高
地植え:m ~ 1.5m 鉢植え:m ~ 1.5m (耐寒性落葉多年草)
栽培用途
家庭園芸野菜、地植え、鉢植え、花壇、プランター、観葉植物
植栽適地
全域(中国山地の一部を除く)
育てやすさ
★★★★★ 初心者に超おすすめ
日照条件:日なた~半日陰、土壌酸度:中性
耐寒性強い、耐暑性普通
耐病害虫性
耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない

健康!家庭野菜 アスパラガス 大株の育て方


植え方・用土

アスパラガスは植えつけは簡単ですが、土の準備がポイントです。
長い期間をかけて深く根を張る植物ですので、一年草の野菜よりも深く50~60cmくらいの土を掘り返し、たい肥をたっぷりと混ぜ合わせます。
酸性土を嫌いますので、花ひろば堆肥「極み」を混ぜ合わせる際に有機石灰も適宜ブレンドし、土壌改良を行います。土壌改良が終わったら地面を元の高さに戻します。
うね幅150cm、株間30cmに、株元約1cmほど埋まる程度に植え付けます。長い根を平らに広げた状態で植えてください。プランター植えでは65cmプランターに2株です。

植え付け後、株が成長して茂ってきたら、支柱を立て苗が倒れないようにヒモで固定します。
冬になると地上に出ている茎や葉が枯れてしまうので、枯れたら株元から刈り取ります。
追肥は、様子をみながら毎月1回ずつ行い、追肥したら軽く土寄せをしましょう。


水やり

もともと、乾燥に強い植物で、夏の生育期にも雨の当たる場所であれば、基本的には水やりは必要ありません。土の表面が乾いていたら、たっぷり水を与えます。


その他豆知識

春になると、土の中から3日に1本くらいのペースで芽が出てきます。
それが20~30cmくらいの高さになったら随時収穫していきます。
ただし、その芽をすべて採りつくしてしまうと、次の年のための株が残らなくなってしまいます。2年目の4月~6月に新芽が20cmほど成長したら収穫します。
アスパラガスは、大きな株にすることで美味しくて太いアスパラガスを収穫することが出来ます。3週間ほど収穫を楽しんだら、あとは残して、細い葉を楽しみながら、大きく生長させましょう。
アスパラガスは、夏場にしっかりと葉を伸ばし、光合成を行うことで根に栄養を貯え、来年の発芽に備えていきます。
秋が深まる頃には地上部が枯れてきますので、すっかり黄色くなって枯れたら、地上部を切りとり、土の部分をきれいにしておきます。そして、来春の収穫のために、根の周りにひとまわり大きめの溝を掘り、花ひろば堆肥「極み」と有機石灰を適宜、施しておきます。


病害虫の予防法

病害虫にも強く、家庭菜園で数株育てる程度であれば、特に気にする必要はないでしょう。




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